バギー? クロ? 誰ですそれ?
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てどれぐらい経つの? 長い? 短い? ……そうね時間なんて関係ないわね。 あ、でもまだ結婚はダメよ。 せめて私が結婚してからにしてもらえると嬉しいのだけど……。 そんなの待ってたらすぐにおばさんになっちゃうわね。 でも……、今はまだダメよ。 まだまだ、あなたもルフィも若いんだから。 そうね、せめて20歳までは結婚は待って欲しいの。 お姉さんからのお願いよ。 いいえ、待って、わかっているわ。 恋人同士の二人の仲が熱く燃え上がってしまうことはどうしようもないことだから、待てないと言うなら仕方ないわ。 そうなれば私のお願いなんて聞いていられない事も重々承知しているわ。 でも、できればルフィが20歳になるまでは待って。 そこまでは我慢して。 ……大丈夫、お互いの愛が本物ならたった3年位すぐよ。 20歳なら私からはなにも文句はないわ。 今までできなかった分存分にイチャイチャしていただいて構いませんからね。 あ、子供ができたらすぐに呼んでね? どんなことがあってもすぐに飛んでいくから。 でも、じいちゃんにだけは知らせちゃダメよ。 あの人、無茶苦茶するんだから。 あぁ、そんなことより、私に甥っ子か姪っ子ができるのね、きっと可愛いわよ。 なんたってあなたとルフィの子供なんですもの。 どっちに似るのかしら? ね、あなたはどっち似の子が欲しい?」
「いや、だから、その……」
「そうよね、そうよね、どっちでもいいわよねそんなこと。 なんといっても二人の愛の結晶なんですもの。 どっちだって可愛いに決まってるわ。 でも待って、甥っ子か姪っ子が出来るってことは私は叔母さんってことよね? 30歳にならずしておばさんと呼ばれるのか……、ちょっと複雑ね。 でも、でもいいの。 可愛い甥っ子か姪っ子のためだもの。 呼び方なんてどうでもいいわね。 あなたもそう思うでしょ? それでね、t」
「あ、あの!!」
「ん? な〜に?」
「私、ルフィの彼女じゃありません」
……。
……。
……え?
◇◆◇◆◇
……恥ずかしい。 とても恥ずかしい。 穴があったらさらに掘り下げて誰も到達できないぐらい深くまで潜ってしまいたい心境だよ……。 今ならレッドラインを掘り抜けることができるよ……。
ナミちゃんと呼ばれるルフィの仲間の女の子(なんでも航海術に長けているのだとか)を勝手に彼女と勘違いした挙句、なんか色々と暴走してしまったのを覚えている。 あぁ、恥ずかしい。 変なことは言ってないよな?
落ち着いたところで彼女の説明を聞いた。 なんでも、まだ正式な仲間ではなく、ある目的のために協力している子らしい。
くッ、うちの弟は性に疎いとは思っていたが、こんなにも可愛い女の子を前にしてなにも反応しないとは……、お前は本当に
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