バギー? クロ? 誰ですそれ?
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ルフィがこっちを指差して、海軍の女が歩いて来る。 さっきの海軍大尉(だったか?)より威圧感があるな……。 階級が上のやつかも知れねぇ。 やべぇな、負けるつもりはねぇけど、勝てるかもわかんねぇ。
いつでも刀が抜けるように集中しておく。 バレないように平穏を装いながら気を張るのはなかなかに骨が折れるな。
……どういうこった? なんだか微笑ましいもんを見る様な目でこっちを見てきやがる。
まずはウソップ。 鼻にばっかり目がいってるな。 そりゃあ、あの鼻は何度でも見ちまうよな。
それから俺。 刀を見てるな。 怪訝そうな顔をしてるってことは、三刀流は見たことがねぇみたいだな。
最後にナミをみて……。 お? どうした? 動きが止まったぞ?
ブワッ!!!!!
おいぃぃいいい!!! いきなり泣き出したぞ!!!!
何がどうなってやがんだ!!!!?
◇◆◇◆◇
お、おぉぉぉ、
ルフィに……、あのルフィに……、
彼女が出来てる!!!!!!!
お、おお、おおぉぉぉぉおおおお、お姉ちゃんは、嬉しいぞぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
お、落ち着け。 と、とと、とりあえず、彼女さんに挨拶せねば。 姉として、弟を頼まねばならぬ!!
ガッ!
彼女さんの手を取り、硬く握手。 なかなかに良い手をしている。 だが、何がなんだかわかっていないって顔をしてるな。
ここは一発ビシッと決めておこう。 姉として。
すーはー、よし!!!
「る゛フ゛ィ゛のごど、よろじぐね゛ぇぇええええ」
決まらなかった。 涙が止まらない。
彼女さんもポカーンとしている。
「う、う、ルフィに、こんな可愛い彼女さんができるなんてぇ。 生まれて25年。 今日ほどお姉ちゃんをやってて良かったと思ったことはないよぉぉぉぉぉ」
「え!? いや、私は……」
「うん、うん。 大丈夫、大丈夫。 わかってるよ……。 うちの弟だと、色々と大変でしょうけど、末永く仲良くしてあげてね。 元気だけが取り柄みたいな子だけど、いい奴なの。 ご飯だっていっぱい食べるのよ。 好きな食べ物はお肉、後はマキノさんの料理ぐらいかしら? あ、ごめんなさい、彼女さんの前で他の女の話はタブーよね。 でも、私もしばらくルフィとはあっていなかったから、もしかしたら好みが変わってるかも……。 そのあたりはあなたの方が詳しいんじゃないかしら? 今はもう一緒に住んでいるの? いえ、一緒の船なのだから、同棲しているのと同じことよねぇ。 部屋は? 同室? いいわねぇ。 年はいくつ? 見たところルフィと同い年ぐらいかしら? 付き合い始め
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