バギー? クロ? 誰ですそれ?
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君。 すげぇ、眼球の形からハートになってる。 人間の限界超えてるだろう……。 マユジ君まじやべぇ。 ハンパねぇ。 ……とりあえず席につきましょう。
「こちら、メニューになります。 あぁ、クールな横顔が素敵だぁ」
「とりあえず、おすすめを持ってきて。 5人前でよろしく!!」
「あぁ、注文の仕方も決まってるぜぇ。 ぁはい、かしこまりまs……って5人前!!?」
驚くのは無理ないか。 見た目そんな食べそうじゃないしね。 それよりも早く5人前用意してくれ……。 お腹と背中が入れ替わってしまう……。
「ええ、5人前よ。 早くしてね、お腹が空きすぎて死にそうなの」
「それはいけない!! かしこまりました。 すぐにご用意いたします」
「よろしく〜」
軽く手を振りながら、注文を通しに厨房へ戻るマユジ君を見る。 ウエイターなのかと思っていたが、そのまま厨房に入っていって鍋を降り始めたところを見ると、コックだったみたいだ。
ほ〜、手際よく作っていくな〜。 流石本職。 これならすぐにでも料理が出てくるだろう。
そう思って待っていると、
「姉ちゃん!!?」
懐かしい弟の声が聞こえた。
振り返ると、こちらに歩み寄ってくる弟の姿。 私の知っているころより大分背が伸びている。 シャンクスさんからもらった麦わら帽子も似合っている。
……いい顔になったじゃない。
それが素直な感想だった。
そばまでよってきたルフィは、
「久しぶりだなぁ、姉ちゃん。 こんなところで何してんだ?」と、聞いてきた。
こう言う聞きたいことをズバッと聞く性格は昔から変わってないなぁっと、ちょっと昔を思い出し、しばし談笑に花を咲かせる。
そうこうしている間に、「そうだ、俺の仲間を紹介するぜ」と、数名の座るテーブルに案内される。 多分この子達がルフィの仲間なのだろう。
ものすごく鼻の長い男の子。 どこかで見たことがあるな? ちょっとヤソップさんに似てる気がする。 知り合いかな? それにしても長いわねぇ。
剣を三つぶら下げた男の子。 三つも何に使うんだろう? 邪魔なだけじゃない? 二刀流ならわかるけど、最後の一つどう使うのよ? 予備?
最後は、可愛い女の子……おんな、の子……?
◇◆◇◆◇
いきなり大声を出したと思ったら、ルフィの奴が海軍の女に向かって行った。 ウソップとかは止めようとしたみてぇだけど、そんなんじゃあいつは止まんねぇだろう。
それにしてもルフィのやつ、自分が海賊だってわかってんのか? 海軍になんて話しかけたら、最悪捕まるぞ?
そう思って様子を伺っていると、なんだか楽しそうに話してんじゃねぇか。 知り合いかなんかか?
っと、
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