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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
最後の決戦へ!
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ね!!」



















走っている途中・・・

「ところでウェンディ。」

「?」

「その服は・・・?」

俺はウェンディの着ている服に疑問を持った。何故着物なのかとか・・・。

「これは星霊界からバルゴさんが・・・」

「ふ〜ん・・・」

可愛い・・・可愛いよ・・・。


ゾク・・・!


「っ!?」

「?どうしたの、お兄ちゃん?」

「いや・・・」

まただ・・・またあの魔力が・・・!あの男の魔法が発動した・・・だが!

「(それより、ハデス倒すのが先だ!)何でもない!急ごうぜ!!」

「あ、うん・・・。」

あの人、また魔法がでてきたんだろうか・・・?


コージの言う通りであったが、少し違っていた。
今度の発動は意識的に発動出来ていたかのようであった。
その魔法により、七眷属の1人、ザンクロウが死んだ。
だが、近くにいたメルディとジュビアは大丈夫であったのだった。



























「(くそ・・・目がかすむ・・・。)」

そこにはグレイがいた。
先程まで、ウルティアと戦いをしていた。
今はハデスの元へ行こうとしていたが、戦いの傷から血を流し過ぎていた。

「(もう・・・ダメか・・・。)」

グレイはそのまま倒れそうになった。しかしそこに・・・


がしっ!


「!エルザ・・・。」

「大丈夫か?」

エルザが倒れるグレイを支えてくれたのだ。

「俺は、いつも誰かに助けられてばかりだな。」

「私もだ。」

エルザは顔を「クイ」を向けた。その視線には・・・

「!みんな・・・・。」

「グレイ!!」

「エルザさん!!」

「お2人とも!!」

俺達はグレイさんとエルザさんを見てそう言う。

「俺も同じだ。」

ナツさんがそう言う。

「行きましょう、最後の戦いへ!」

俺がそう言う。


















「まさか七眷属にブルーノートにレッドノートまでやられるとは、
 ここは素直にマカロフの兵をほめておこうか。
 やれやれ、この私が兵隊の相手をする事になろうとは、
 悪魔と妖精の戯れもこれにて終劇。どれどれ、少し遊んでやろうか。」






「三代目妖精の尻尾(フェアリーテイル)。」

俺達とハデスとの戦いが始まる・・・!
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