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妖刀使いの滅殺者
第5話
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まで扉が内側から開くことはない
すると、戦意喪失する軍の中にただ一人無茶な行動をする男がいた

「!?コーバッツ!逃げ…」

俺が最後まで言いきることはできなかった
何故なら、コーバッツは、目の前で斬馬刀に切り裂かれたのだ

――ありえない

最後にコーバッツの口がそう、動いて青いポリゴンとなり甲高い音を響かせながらこの世界だけでなく現実世界もから永久退場となった

「だめ…」

それを気に、一気に恐怖が伝染し、軍は最悪の状況に陥った

「だめーーー!」

「アスナ!?」

突然、アスナが駈け出した
キリトが手を伸ばしたが、あと少しでつかめるところで届かなかった

「くそ!」

「もう行くしかねぇ!風林火山!いくぜ!」

俺やキリト、風林火山のメンバーも駈け出した

「いやあぁぁあ!」

アスナが、≪Thedreameyes≫に≪スター・スプラッシュ≫を放つ。連続8攻撃だが、中段に3度目の攻撃を放つ瞬間、≪Thegreameyes≫のタゲがアスナに切り替わり、斬馬刀を振りおろしてくる

「くそ…ッ!」

スキル発動中で動けないアスナを突き飛ばして、妖刀・黒印ではじき返す。ボスの全長は20メートル越えで並みたいていの筋力度では簡単に押しつぶされる。しかし、105レベまで筋力だけにパラメーターを振ってきた俺に比べれば、筋力差で余裕に勝てる

「キリト!背後から!」

「おう!」

そのまま高く跳びあがり、顔面に一本の切り込みを入れる。キリトは、背後から片手剣垂直4連撃、≪バーチカル・スクエア≫を背中に見舞う

「アスナ!スイッチ!」

「OK!」

仮想の重力に従い、頭部から股にかけて切り裂く。その後、バツ字に切り込む2連撃ソードスキル≪氷雷・風≫を腹部に決め、アスナとスイッチする
その間もキリトは背後からクライン達とスイッチしながら着実に体力を削っていく
連続でスイッチや一斉攻撃を繰り出してどれくらいたっただろうか?

「グルアァァアアアァ」

≪Thegreamyes≫は急に雄たけびを上げた。この世界において、モンスターが雄たけびを上げる時は決まっている。攻撃パターンの変化だ

「なッ?」

さっきまで一撃一撃をゆっくりはなっていたが、突如連撃を多様し始めた

「!?」

「キリト!アスナ!」

≪Thegreamyes≫の攻撃がキリトとアスナを吹き飛ばす、さらに、風林火山もガードしきれずに飛ばされる
流石に誰も直撃は免れているものの、ダメージとしては大きい。それに俺も、さっき使った≪氷雷・風≫の反射ダメージを受けて、少なくとも体力ゲージが減っている

「…しかたねぇ。レイ!30秒耐えてくれ!あれ、使う!」

あれ
それだ
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