第一幕その一
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うした時は酒だよ」
「わかってるなら返せ」
夫は横からこう言って酒をひったくるようにして受け取る。
「こっちも寒いんだからな」
「わかってるさ。しかし何でこんなに皆集まってるのかわからないね」
「俺達の宴会の為さ」
誰かが言った。当時のロシアでは権力者がそれに相応しい地位に就くと民衆を宴に招待する習わしがあった。彼等はその為に自分達が呼ばれているのだと思っていた。
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