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戦国御伽草子
弐ノ巻
ひろいもの

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証できない。あたしたちもだけど、速穂児は忍でありながら村雨を出たと言っていた。忍の足抜けは…あまり、例がない。守られるべき秘密を知っている忍びがその任を解かれる時は、その命と共に奪われることが多いからだ。



 そんなところへのこのこと戻っていくのは、わざわざ殺してくださいと言わんばかりではないか。



「危険なことはしない。大丈夫だ」



「…そう」















 でも。



 父上に会った村雨家の正室が発した第一声は



「この方、どなたですか」



 だったのだ。



 あれれ?
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