第7話
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
日の下着は白なんだな)
李がバグ転する瞬間下着の色が見えたが、それは役得?と考えておく。
李は体勢を立て直して俺の顔に右側から横に払う蹴りを放つ。
「てい!」
「ふん!」
李の蹴りを右腕でガードして掴む。李は片足で立っている状態だ。
「せいや!」
「きゃあ!?」
その掴んだ足を一本背負い投げでの要領で抱えて投げる。李は地面に叩きつけられるすんでで止まる。
「俺の勝ちだな」
「・・・・また、負けた」
李の足を放してやる。李は素早く立ち上がった。 パッパと服に付いた埃等を払う。
「そう言えば、ステイシーは何処に行ったんだ?」
「悠斗が投げたでしょ。ほら、歩いて帰って来たわよ」
「こら!!、私を殺すきか!!危うく死ぬかと思ったわよ!ヒュームが受け止めてくれなかったら、死んだわよ!」
怒鳴り声を上げながら、此方にステイシーが向かってくる。隣にはヒュームさんが一緒にいた。
二人が側にやって来た。
「お疲れ様です。ヒュームさん」
「おう。お疲れさん。相変わらず手加減して戦ってる様だな」
「当たり前ですよ。下手に力を入れたら、最悪地球が割れますよ」
「それは間違いないな」
ハッハハと笑うヒュームさん。すると、隣でプルプル震えていたステイシーがキレた。
「ナチュラルに私を無視すんな!!しかも、手加減されて勝てないなんてどんな人間だ!!」
「だって、悠斗なのよ?当たり前じゃないかしら?」
「李も冷静に返事をするなぁぁぁぁ!!もっと悔しがりなさいよ!」
「そう?私も充分悔しいけど、悠斗と手合わせする事によって、私達は前より確実に強くなってるのよ」
「う!そ、そりゃそうだけど」
李の発言を受けて、縮こまるステイシー。確かにこの二人は最近実力が伸びてきているのだ。
「ゴホン!まあ、二人共精進するのだな。それより、悠斗。技術開発部の連中が来て欲しいと言っておったぞ。なんでも、お主が開発を頼んだ物が出来たそうだ」
「(やった!これであれが使えるぜ!)え?もうですか?まだ2週間しか経ってないのに。分かりました。すぐに行ってきます」
「ああ。行ってこい。後は任せておけ」
「行ってきな」
「・・・・行ってらっしゃい」
3人に見送られて俺は、技術開発部に向かうのだった。
悠斗sideout
侍従隊side
悠斗が技術開発部に向かうのを見送った3人は、のんびりとお喋りをしていた。
「うー!また負けた!クッソ〜!いつか、悠斗をギャフンと言わせてやる!」
「まだ、言ってるのね。悠斗は特殊なのよ。負けても恥じる事じゃないわ」
「それでもよ!リベンジした
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ