第二十八話〜ロストカラーズ・ギアス〜
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敵であるスザクを切り捨てることを感情的にはしたくなかった。その為、ある作戦を決行する。
それはスザクを黒の騎士団に引き入れるというものであった。舞台となる式根島でスザクのランスロットを誘い込み、ライは他の騎士団のメンバーたちとランスロットを囲む。そしてルルーシュはゼロとしてスザクと話し合う。
そんな中いきなりゼロとスザクのいる地点に向けミサイル群が放たれる。それはスザク共々ゼロを葬るという作戦。いや作戦ですらない方法。地位を手に入れたとしてもやはりスザクはイレブンとしか見られていない証であった。
ライ「スザク、本当に君はそれでいいのか!」
自分の不器用だが必死にやり遂げようとする親友をあっさり切り捨てるブリタニアに怒りを覚えると同時に、スザクと分かり合えない部分があることにライは悲しんだ。
結局、ミサイルが直撃することはなかった。しかしブリタニアの空中要塞、アヴァロンから放たれた光に飲まれゼロとスザク、さらにゼロを救おうとしたカレンとスザクを救おうとしたユーフェミアも巻き込まれ行方不明となった。
ライは行方不明になったゼロとカレンを探すために単独で捜索を開始する。その途中でライは1人の少年と出会う。
会った瞬間、ライは弾かれるように逃げ出した。その少年から濃密な死の香りを感じたからだ。
なんとかその少年から逃げることができたライはある遺跡を見つける。その内部にはブリタニア軍と第二皇子シュナイゼルの姿があった。ふとした拍子で自分の存在がばれたライは始ギアスを使い、自分のことを知っている素振りを見せたシュナイゼルの側近であるバトレーを確保しようとした。
だがライがバトレーを確保しようと動いた瞬間、いきなりその遺跡が何らかの反応を見せ始める。
遺跡が反応を見せると同時にライの中に記憶が流れ込んできた。
ライ「あああああああああああああああああぁぁぁぁっ!!」
その記憶という情報は痛みとなってライの中に染み込んでいく。
六課メンバーにもライの記憶が映像として見ることができた。
ライの正体。それは数百年前、ブリタニアという国がまだ幼く近隣国と領土の奪い合いをしていた時代の王であった。
王になる以前、ライは母親が日本人であったために腹違いの兄弟や他の上流階級の貴族から虐げられていた。ライはその時に母と妹を守るためにギアスを手に入れる。その結果ライは王にまで上り詰める。
だがその後ライは言ってはならないことを言い放つ。
ライ「敵を皆殺しにせよ!」
ギアスの暴走。
自分ではギアスの能力をオフにできなくなったライは命令してしまったのだ。自分の国に攻め入った者たちを殺せと。それを聞いた国民は武器を手に取り戦場に向かう。
大人も
子供も
男も
女も
若者も
老人も
そし
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