第4章 天狼島編
レッドノートと戦い、再び!
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ーーし!!」
あと少しだと思っていた・・・だが次の瞬間だった・・・。
ゴゴゴゴ・・・!!!
「なっ!?天狼樹が・・・っ!!?」
何だ・・・力が、抜ける・・・!?
「はぁ!!」
パァン!!
「ぐああああっ!!!」
俺はレッドノートの魔法を受け、遠くまで飛ばされた。
「がっ!」
一方、ギルダーツはブルーノートの攻撃を受けてしまった。
ズドン!
「くっそ・・・どうなってやがる!!?」
ギルダーツのの方にもコージ同様に異変があったのだった。
「じじめ・・・アズマに妙な指令を出しておきやがったな。」
ブルーノートは倒れる天狼樹を見てそう言うのだった。
「ギルダーツか・・・それにあの小僧、制限の枷をしてたとはいえ、
レッドノートを1度倒すとは・・・マカロフめ、なかなかのコマを持っておる。
私以外に2人を足止めできる者がいようとはな。」
ハデスはブルーノートとレッドノートの戦いを見て、そう言う。
「さすがに時間がかかったようだが、天狼島の魔力を支配したか。
これで妖精の尻尾に万が一もの勝機も消えた、ふふふ・・・。」
ハデスはそう言うのであった。
実はハデスはアズマに天狼樹の支配を命令したのだった。
天狼樹には妖精の尻尾の紋章を刻んだものにかごを与え、
この島で命を落とす事を防ぎ、魔力を増強させる特別な力があったのだ。
しかし、その天狼樹が倒れると、妖精の尻尾の加護は無効化されると同時に
妖精の尻尾全魔導士の魔力を奪い続けてしまうのだ。
ハデスはこれを知り、アズマを先に天狼島へと行かせたのだった。
「やばい・・・。」
力が抜けて・・・歩くのが大変だ・・・!
「しかしなんで天狼樹が・・・それと同時に俺達にも・・・っ!?」
まさか、天狼樹が倒れた所為でこうなったのか!?
「ともかく・・・このままじゃあまずい・・・今は隠れるか・・・。」
俺はゆっくり歩き、木などに隠れる事にした。
「どこだ、小僧!」
「っ!」
やばい!来やがった!!
「ここにぶつかった跡があるって事は、近くにいる筈だ・・・出て来い!!」
出て来いと言われて、『はい、ここですよ!』って言うか!!
「くそ、草があって、足跡があるかどうかわからねえ・・・!!」
草のある所で助かった・・・さ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ