第一章
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らな」
「サーキットトレーニングの分だけ走ってるよな」
「またどうしてなんだろうな」
言われればその通りだ、俺もふと不思議に思った。
「それな」
「走ることが第一とか思ってかね」
ツレはふとこんなことを言った。
「それでか?」
「まあ俺達陸上部だしな」
俺もそう聞くとだった。
「当然か?」
「けれど走る量増え過ぎだろ」
サーキットトレーニングの分まで走ってるからだ、サーキットは今もしてはいるがその量は確かに減っている。
「まったく部長もな」
「悪い人じゃないんだけれどな」
「結構思いつきで動く人だからな」
「そこがな」
俺達はお互いに苦笑いになって部活の不平話もした、そして。
その部活が終わってからも二人一緒に下校しながらだった。
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