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ヘタリア大帝国
TURN60 義兄と義妹その四
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よ」
「そうだ、だから俺は大統領になってやる」
「それでガメリカを導いてくれるのね」
「そのつもりは」
「応援はしてあげるわ」
 何故かここでは顔をダグラスから少し背けたキャロルだった。
「精々頑張ってね」
「君は引き続き国防長官だ」
 ダグラスはそのキャロルにこうも言った。
「勿論他の三人も引き続きだ」
「財閥だけれどいいの?」
「俺は適材適所でいく主義だ」
 だからいいというのだ。
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