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ヘタリア大帝国
TURN60 義兄と義妹その三
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リカの酒だよ」
「そしてハンjバーガーも用意して」
「楽しくやろう」
 アメリカはイザベラに笑顔で言う。太平洋軍にまた一人優れた提督が加わっていた。
 キャロルはテキサスの中を必死に逃げ回っていた。
「いたか?」
「いや、いないぞ」
「この辺りにいる筈だがな」
「一体何処に隠れたんだ」
 追手の黒服の男達がビルとビルの間を見回している。
「案外隠れるのがお上手だな」
「プレジデントは無事なままでワシントンに連行しろと仰ってるが」
「果たして満足に見つけられるか」
「それ以前の問題だな」
 彼等はキャロルが予想外に隠れることが上手いことに舌打ちをしていた、とにかく彼女は見つからない。
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