暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
TURN60 義兄と義妹その二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
て」
 もうガメリカが敗れているという前提に立っての言葉だった。
「そうしてね」
「わかったわ。それじゃあ今は」
「あたしがいるから」
 他ならぬアメリカ妹がだというのだ。
「任せてね」
「そうさせてもらうわ、今は」
「少なくとも太平洋軍には兄貴とクーが行ったから」
 希望はそこにあった。
「後はキャロルだけれど」
「連絡は来てないわ」
「まだ消息不明?」
「テキサスから何とか脱出しようとしているみたいだけれど」
「何とかUSJに逃げて欲しいわね」
 太平洋軍が占拠しているそこにだというのだ。
「本当にね」
「そうね。心からそう願うわ」
「ダグラス司令が間に合えばいいけれど」
 ハンナはキャロルについては彼頼みだった。その状況に歯がゆいものを感じていても今は仕方がなかった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ