第2試合
【第2試合】 VSノワールプペ(7)
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ペプペッ! 悪魔の将である余が、どこまで腐っているかだと? さあなあ、どこまででも腐っておるし、どこまででも汚いだろうな、貴様ら正義を語る下等どもから見れば。だが、余にしてみれば、ひどく当然で当たり前な光景なのだ。見てみよ、ミーノよ。余の足元に、下等がひれ伏している。これが現実であり、この現実さえあれば、他のことなど無意味であり無価値なことだ」
真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュの額を片手で掴み上げ、アイアンクローを掛ける。そしてそのままキン肉マンルージュの身体を持ち上げてしまう。
「プペプペプペプペプペッ! 魔のショーグンクロー!」
全く動かなくなったキン肉マンルージュに追い討ちをかけるように、真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュを痛めつける。その光景を目の当たりにし、ミーノは言葉を失った。
「プペプペプペプペプペッ! いい顔をしているな、ミーノよ。そのいかにも絶望している顔を、更に恐怖と憎悪と嫌悪で歪ませてやろうぞ!」
真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュを掴んでいる手を振り回し、勢いをつけて真上に投げ飛ばす。
「プペプペプペプペプペッ! 破滅の九所封じ、九の封じ、破滅の断頭台!」
真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュを追うように飛び上がる。そして上空でふたりの身体が重なると、真・悪魔将軍プペは片膝を折り、スネをキン肉マンルージュの喉元に食い込ませた。
“ぼぉぅぅん”
真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュの喉元に食い込ませたスネに、奇妙な違和感を感じた。
真・悪魔将軍プペは不信に思い、キン肉マンルージュに目を移す。しかしキン肉マンルージュはぐったりとしていて、生気を失ったままである。
「余の気のせいか」
真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュの両脚を、片脇に抱え込んだ。そしてもう片方の脇で、キン肉マンルージュの両腕を抱え込む。更に抱え込んだ両脚と両腕を引っ張り上げ、キン肉マンルージュの喉元に食い込んでいるスネを、更に深くめり込ませる。
「プペプペプペプペプペッ! 今度こそ超人墓場に送り届けてくれようぞ!」
“ずがどどごぉおおおぉぉぉん!”
キン肉マンルージュは成すすべなく、破滅の断頭台を喰らってしまった。そしてこの瞬間、破滅の九所封じは完成してしまった。
キン肉マンルージュはリングにめり込んでしまい、下半身だけがだらしなく見えている。
「プペプペプペプペプペッ! それでは皆に見てもらおうか! このションベンガキ超人の変わり果てた姿を!」
真・悪魔将軍プペはリングにめり込んでいるキン肉マンルージュの髪を掴み、強引に引き出した。クアッドテールの4本の髪束を掴まれ、キン肉マンルージュは首吊りのような状態でぶら下がっている。
「ッ! う
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