暁 〜小説投稿サイト〜
美少女超人キン肉マンルージュ
第2試合
【第2試合】 VSノワールプペ(7)
[12/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
員、地獄の断頭台と答えるでしょう。それほどまでに、悪魔将軍という超人には、地獄の断頭台のイメージがついているのよ」

「……何が言いたいのだ、二階堂マリよ」

「キン肉マンルージュも同じだったのよ。悪魔将軍といえば地獄の断頭台。そういうイメージが頭の中に強くあった。だからキン肉マンルージュは常に意識していたの、“首”を」

 真・悪魔将軍プペはハッとする。そして苦々しく顔を歪める。

「……そういうことか……地獄の断頭台は首に一極集中してダメージを与える技……その首を意識するあまり、ションベンガキは無意識のうちに、首にマッスルアフェクションをまとわせていたのだな……デヴィルディスペアを使う余だからわかる……特に守りたい箇所、強く意識している箇所には、無意識のうちにデヴィルディスペア……こやつの場合はマッスルアフェクションを、その箇所にまとわせるのだ。オートプロテクション、自動防御システム、防衛本能とでも言えばよいか……つまりこやつは、余と戦う前から、無意識ながらも首を守っていたと……そういうことなのか?」

 ミーノは興奮した様子で、ふたりの会話に割って入る。

「つまり! キン肉マンルージュ様は相手が悪魔将軍だと知った時点で、首を防御したいたのですぅ! 戦う前から、断頭台という技に対して、対策済みだったのですぅ! だから破滅の断頭台を2度も喰らってしまったですが、結果として無効化することが出来たと……すごい! すごいすごいすごぉい! すごすぎなのですぅ! 破滅の断頭台は戦う前から、既に破られていたのですぅ!」

 興奮してぴょんぴょんと跳ね回り、はしゃぎまくるミーノ。
 マリとミーノの説明を聞いて、更に痛烈なドヤ顔を向けるキン肉マンルージュ。

「いいキになるなよ、クソオンナどもがーーーーッ!!」

 真・悪魔将軍プペの胸にあるノワールプペの顔が、怒りに狂った目でキン肉マンルージュを睨みつける。

「ハメツのキューショフージがやぶられたからって、てめーが、かったわけじゃねーんだよ! それにおまえだって、まだ2かしょ、ふうじれてねーじゃんよ! どーすんだ? ああん! どーすんだよ! あるのか、てめーに、このオレサマをふうじるワザが! ねーんだろ? プペプペプペプペプペッ! だったら、いっしょじゃねーか! オレサマとおんなじだ! キサマのフメツのキューショフージだって、カンセイしないまま、シッパイにおわるんだよ!」

 キン肉マンルージュは言葉を失った。ぐうの音も出ない。図星であった。
 残りの2ヶ所、頭頂部と思考力を封じることができるような強力な技を、キン肉マンルージュは知らない。

「プペプペプペプペプペッ! もうキューショフージとか、どーでもいいや! キサマのようなションベンガキチョージンは、めっためた
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ