暁 〜小説投稿サイト〜
DQ4 導かれちゃった者達…(リュカ伝その3)
第2章:おてんば姫とチャラ王の冒険
第15話:プレゼントで大抵の女の子は騙される
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
我々も慌てて後を追います。
しかし、それ程離れることなくアリーナ様は立ち止まっていました。
と言うのも、突如兵士らしき男が現れアリーナ様に抱き付いたからです!

「ア、アリーナ様〜! 随分捜しましたぞー!!」
「キャア!」(ドカ!)「ぎゃぁ!」
突然の行為だった為、アリーナ様の鋭い右が兵士らしき男の顔面にめり込んだ。

「あ、酷い…」
今回はリュカさんの一言に賛成です。

クリフトSIDE END



(砂漠のバザー)
リュカSIDE

「あいたたた…」
「ごっめ〜ん! お城の兵士だったのね…突然だったから、思わず殴っちゃった(テヘペロ)」
砂漠の木陰で、青タンを作り鼻血を出している兵士に謝るお姫様…

「い、いえ…私も突然抱き付いてしまったので…申し訳ございません」
「まったくじゃ…幾ら慌てておったとしても、姫様に抱き付くなど以ての外じゃぞ!」
僕としては、突然女の子に抱き付く行為自体どうかしてると思える。

「で…何やら慌てておりましたが、どうしたんですか? アリーナ様を連れ戻す為に派遣されたのであれば、お一人というのは合点がいかないのですが?」
神官君の言ってる事を言い換えると『お姫様を連れ帰るには、兵士が数人必要だ』と言う事だね。
ゴリラ王国のお姫様か?(笑)

「は、はい…実は王様が一大事なのです! 大至急お城へお戻り下さいませ!」
「え!? お父様が一大事…ど、どういうこと!?」
パパ死にかけ?
う〜ん…連れ帰る為のウソ情報であれば上手い事を考えたと言いたいが、本当だったら大変な事だ。

「私も詳しい事までは知らされておりませんが、一刻も早くお城へ戻って頂きたいのです!どうかお願いします」
「ど、どうしようブライ…ここからじゃ、どんなに急いだって1週間はかかっちゃうわ」
何だかんだ言っても、やっぱり女の子なんだな…お父さんの事が心配で動揺している。

「爺さんはルーラを使えないのか? あの魔法があれば、直ぐにサントハイムへ戻れるだろう」
俺が使えば良いのだろうけど、出来れば秘密にしておきたいし、経験豊富な魔道士の爺さんなら使えるかもしれない。
第三者が口を挟む事じゃないが、提案だけはさせてもらおう。

「本当ブライ? そんな便利な魔法があるの?」
「た、確かにワシはルーラを使えますが…リュカの言う通りにはいかないのじゃ…」
ん? 俺の提案は却下って事? 何でだろうか?

「ルーラという魔法は、術者しか効果のない魔法…つまりサントハイムへ瞬間移動出来るのはワシだけなんじゃ…リュカはその点を知らん様じゃな!」
あぁ…そう言えばそうだった。ベネット爺さんもそんな事を言ってたなぁ…
何だ…普通に存在する過去より、復刻して利用している俺等の方が、パワーアップ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ