成果
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た。これからアイオロスとの組手がある。
今日はどんな感じにボコボコにされんでしょうか・・・二日目の時なんて師匠一歩も動かずに戦ってたッスからね。
あれは訓練と言うよりリン・・・ゲフンゲフン・・考えないようにするッス。
人馬宮の裏手に出ると、そこにはアイオロスが仁王立ちをして待っていた。そしてアイオリアがボロボロの状態で横たわっていた。
「・・・・少し来るのが遅いな。」
「いやぁ・・・そんなことはないと・・・思いますよ」
言葉に詰まる! いやいやいやなんか今日はいつにもまして迫力があると言うか・・・・
と言うかなんでアイオリアは死んでるんスか!?
「・・・あの師匠」
「なんだ?」
「つかぬことを聞きますが・・・なんでアイオリアが」
「ああ・・・さっきまで組手をしていた、何分少したるんでいたのでな。」
あぁ・・・・・・・哀れアイオリア。とアイオリアの遺体にお辞儀をしておいた。これで成仏するはず・・・・
「って勝手に殺すな!」
アイオリアが鬼気迫る勢いで突っ込んできた。
「やだなぁ・・・・冗談スよ・・・・少し」
最後の方だけ小さく喋った。
「今少しって言わなかったか!?」
「・・・・・・・・気のせいッスよ」
「なんだ今の間!?」
「・・・・ディアスお喋りはそこまでだ。はじめるぞ。」
アイオロスが死刑宣告をするがごとく告げた。
「ははは・・・・はいッス。」
「では・・・・行くぞ!」
「!?」
訓練開始の合図はアイオロスの一撃で始まる。その速さはマッハ。普通の黄金聖闘士の拳は光速でとてもじゃないが見切れるものでもないのでアイオロスが手加減している。
・・・・見える。前まで全然見えなかった師匠の拳が見える。
「ここだ!」
「!?」
それを躱し、すかさずアイオロスに拳を入れる。アイオロスはそれを片手で受け止めた。
「ぐぅ・・・・やっぱりだめっスか」
「いや・・・まさか私に受け止めさせるほどの攻撃を放つとはな。・・・それに手加減しているとは言え私の拳を躱すとは・・・成長したな。」
マジっすか・・・・師匠から褒められてる。まぁ・・・あれだけ修行してこれくらい出来なかったらそれこそ殺されるッスね。
しかし・・・・これ以上攻撃のスキが見つからないッス。
アイオロス追撃の連続拳を放った。
「ぐ・・・・!」
そこから飛び退き・・・連続拳を躱すディアス。だが避けるので手一杯で攻撃につなげることができない。
「どうした!・・・・・逃げてる
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