成果
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だ。・・・・・では海を守る神は何だ?」
「海?・・・・・アテナ様ではないんスか?」
「そうだ海の下には海界と言う言わば海の聖域が存在する。その世界にはアテナと言えど干渉することはできないのだ」
「それは・・・・・アテナ様以外の神様がいるからッスか?」
「そうだ・・海界にはポセイドンと呼ばれる神が存在する。神話の時代にアテナと地上をめぐって戦ったこともある。しかしそれは昔の話、ポセイドンは今封印されあと数百年は蘇ることはない。」
「そうなんスか・・・・てことはまだ神様はたくさんいるって事ッスか」
「ああ・・・・そうだ。大まかに話すと。天界、地上より遥か上の世界にゼウス。冥界、天界とは逆、地上より遥か下に存在する死者の国。そこにハーデス。そして先ほど話した海界、海の世界にポセイドン。この神々が地上以外に存在する。」
サガの話を聞きディアスは自分たち人間より上の存在というものを理解した。
ゼウス・ポセイドン・ハーデス・・・・・こんなに敵がいるんすかアテナ様は
「でも・・・・・神様なんてどうやって倒すんスか?」
「神はこの地上に生きる人間に宿り降臨する。その器となった体を倒すことができれば神と言えど数百年は地上に干渉はできない。」
「なるほど・・・・でも、それじゃまた攻めてくるんじゃ」
「神の魂は不滅。人間では神を完全に倒すことはできない・・・・それは仕方のない事なのだ」
「そうっスか・・・・」
神を完全には倒すことはできない。つまり倒してもまた攻めてくる。これじゃあ戦いは一生終わらないということなのか。
「きっと」
「ん・・・・?」
「きっといつか戦いが終わるといいっスね。」
「・・・・・そうだな、」
サガは争いが終わった世界を静かに思い浮かべた。
きっといつか・・・・・か。そのためにも我等がまずこの時代の聖戦を乗り切らねばならぬ。カノン、お前にもそれがわかる日が来るのか・・・
「・・・・・・・・・・・・」
「サガさん?」
「!・・・いやスマン考え事をしていた。もうこんな時間か、今日はここまでだ行っていいぞ。」
「はいっス・・・・ありがとうございました!」
一礼をしてディアスは双児宮を後にした。
しかし、ゼウス・ポセイドン・ハーデス・・・・・世界にはいろんな神がいるんスね・・・・あれ?アテナ様には聖闘士がいると言うことは他の神様にも自身を守る戦士ってのがいるんスかね・・・
まぁ・・・考えても仕方が無いことッスね。今度サガさんに聞けばいいことっス。
そう考えている内に人馬宮に着い
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