トンキー
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がは邪神を狩るパーティだ。素早く対策をし、盾のプレイヤーが前に出る。
「無駄なんだよ!!」
ゲツガは矢を矢筒から大量に取りそれを盾にぶつけた。すると盾はひびが入り割れるがその後は盾にゲツガは挟まれる。
「そいつをそのまま押しつぶしておけ!ランス持ってるやつは盾の間から突け!!」
ゲツガが殴った男はそう言って自分も槍を持って突いてくる。
「クソッ!ふざけてんじゃねえ!!」
ゲツガはあがくが全方向からは対応できず押され始める。これじゃ武器殺しも使えず、ダメージを食らい続ける。そしてHPは減らされ続けレッドゾーンまで入った。
「俺はこんなとこで死んでなんかいられないんだよ!!」
そう言って腕をかざすと、一瞬だけ身体に違和感を覚えた。体の中の異物が蠢くような感じだ。そしてその腕から何か出たような感じがすると、その方向にいたプレイヤーの盾を何かが貫いたような丸い穴が出来ていた・その穴はプレイヤーすらも射抜いていて、当たっていたプレイヤーは苦痛に顔を歪めていた。
「おい!どうした!?」
「なんか、こいつが暴れるから押してたんだが、急に穴が開いて足に食らってから痛みが……」
そんな話をしている男の場所から抜け出したゲツガは素早く体勢を整えてから回復するためにポーションを飲んだ。キリトもようやく魔法から解けて離れていた。ゲツガは取り合えずトンキーの前まで付くとキリトに聞いた。
「キリト、大丈夫か?」
「ああ、なんとかな。リーファに回復してもらってたから何とか大丈夫だったがもう正直もちそうにない」
「俺も、こんなんだったら弓じゃなくて俺もちゃんとした武器を選んどけばよかったぜ」
「今、言ったってしょうがないだろ?とりあえずメイジは数人倒しといた」
「じゃあ、頑張りますか」
「ああ」
そう言って再びゲツガ達は戦おうとした時、うしろからひゅるるるると大きな声が聞こえた。
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