斧手のモーガンさんって、行方知れずらしいよ……。
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当に情けない話です。 街を守る為の我々海軍、しかも支部長を務める海軍大佐が街を支配し、街を襲うとされている海賊に負け、しかも数々の悪行から捕縛されているのですから」
海賊に負けたってことは、まぁ海軍も絶対最強ではないので仕方ないが、悪行で囚われるっていうのは相当恥ずかしいわね。 海軍の面汚しってこういうことね。
「ま、海賊に負けるのは仕方ないわね。 そんなこともあるのだから。 それよりもこれからどうするの? あなたがしばらくは引き継ぐ? 連絡なら入れといてあげるわよ?」
「はッ! 申し訳ありません。 お手数をお掛け致しまして」
「いいわよ別に連絡位、ちょっと電伝虫に話かけるだけじゃない。 それよりもあなた達は町の復興に尽力しなさい。 海軍支部が襲われたなんてニュースが出回ったら、このあたりの海賊がここに略奪に来るかもしれないわよ?」
そういって話をお開きにさせる。 さっさと復興してくれないと、私の船に補給ができないじゃないか。
一日とりあえずお世話になった。 じいちゃんも復活し、モーガン片手に帰って行った。 ちょっと仲良くなったコビーくんとかも連れて行ったけど、じいちゃん気に入ったのかな?
そうそう、コビーくんと話していて気がついたけど、モーガンのおっさんをぶっ飛ばした海賊はルフィみたい。 いきなり海軍大佐をぶっ飛ばそうなんて、デカい事やるわねぇ、流石私の弟。 ルフィが弟だっていった時のコビーくんの顔は、ピカソみたいになってて面白かったとだけ言っておこう。 人間ってあんなにバラバラに顔を動かせるものなんだね。
◇◆◇◆◇
シェルズタウンに来て、途切れていたルフィの匂いが再度たどれるようになったので、追跡を再開する。 もう間近まで来ているはずだ。 そろそろ肉眼で捉えられないかな?
そんな時、一本の通信が入った。
「モーガン脱走。 ガープ中将を斬って逃走中」とのこと。
家のじいちゃんがあんな雑魚に斬られるはずが無いだろう? って思ったけど、じいちゃんの船に連絡を入れてみて、あらびっくり。
……じいちゃん本当に斬られてました。 家族が斬られたって聞いて冷静になれるほど、私は人間やめていないので、かなり心配した。
とりあえず、じいちゃんの副官であるボガードさんに根掘り葉掘り斬られた状況や、傷の状態等を聞く。
……。
……。
……はぁ。 あのバカじい。
家のじいちゃんは、なんでも居眠り中に斬られたのだとか……。 おい、じじい。 心配して損したじゃねえか。
しかも今は、「キズの回復じゃぁあああああ!!!」とか言って寝てるらしい。 どんだけ寝るんだじじい。
脱走したモーガンの行方を追わなければいけないけど、じいちゃんが斬
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