斧手のモーガンさんって、行方知れずらしいよ……。
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だよッ。
じゃぁ漁師さん、情報提供ありがとうございました。 はいこれお礼です。
……え? こんなに受け取れないって? なに言ってんですか、ほんの10万ベリー程度じゃないですか。 いえいえ、受け取って下さい。 いえいえ、受け取って。 お礼ですから、受け取って下さいって。 受け取って。 受け取ってって……、受け取れ!!!
はい……、漁師のおじさんも快くお礼を受け取ってくれたことですし、シェルズタウンに行きましょう!!
◇◆◇◆◇
見えてきましたシェルズタウン。 何やら慌ただしいですね。 このあたりには噂になるような海賊なんていなかったはずですが……。
おや? あの見慣れた船は……まさか!!!
「ウァ・モォ・スゥ・ちゃぁぁぁぁ〜ん」
海老反り、縦、横、斜めにまで、空中をギュリンギュリン回りながら、じいちゃんが飛んできた……。
やっぱりじいちゃんの船だったか。
「アモスty「うるさい」ベフゥ!!!」
飛んできた勢いそのままに抱きつこうとしてくるじいちゃんを無理矢理叩き落とす。 砂浜に吹っ飛ばしたから、しばらくしたら起きるだろう。 それまでは……放置でいいか。
街が滅茶苦茶騒がしいが、どうしたんだろう? それよりもモーガンのおっさんはどこにいるんだ? とりあえずあのちょっと階級が上っぽい人に聞いてみよう。
「海軍本部中将のモンキー・D・アモスです。 何やら街が騒がしいのですが何があったのですか? それと、モーガン大佐はどこに?」
「中将殿!? はッ!! モーガンは町で恐怖統治を行っていた罪により、捕縛されました。 ただいま、海軍本部モンキー・D・ガープ中将が身柄の引取りに来てくれております」
ビシッと敬礼を決めて話しかけてくれるこの人。 なかなかキビキビしてて、気持ちのいい人だな。
と、いうよりもぉ…………なにぃいいい!!!! じいちゃん仕事で来てたのか!!! 遊びに来たんだとばかり思ってた……。 あぁ、思いっきりぶん殴ってしまったじゃないか!! 仕事だと知ってたらもう少し手加減したのに。 ……ま、もうすぐ復活するでしょう。
「そうですか、モーガン……、何があったのでしょうね? 昔はしっかり仕事をするいい人だったんですが……」
「はッ!! モーガンは大佐になってから人が変わったかのように権力に固執するようになりました。 何とも情けない話ではありますが、我々の中にモーガンを止めることができるものがおりませんで……」
そりゃそうでしょうね。 階級も武力も上の人間を止めることができるのは、相当その人から信頼されている人だけだし。
「ということは、モーガンが捕らえられたから、街ではお祭り騒ぎになっている……と?」
「そうです。 本
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