第23話 温泉街で休日?
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、それじゃあたしは此処らでさよならさせてもらうからね。あんたたちもさっさとお家に帰るんだよ」
そのままてんむすをもらってご機嫌なのか、「あ〜はっはっは」と高笑いしながら女性は去っていってしまった。
「……あの人、何がしたかったんだろうねぇ」
その背を見送るなのはが呟いた言葉は、そこにいた全員が思った事であった。
「あの女、危険ね」
「確かに、かなり厄介にゃ」
女性の姿が見えなくなったころ、突然普段の仲の悪さが嘘のようにリリーとシャムスが意見を交わし合い、頷く。
「危険」という言葉が会話の中にあったことになのは達が驚いて振り返った。
彼女たちから見たあの女性は、何がしたかったか良く分からない、どこか間の抜けた人という印象しか受けなかった。
悪魔独特の視点から何か見つけたのだろうか? そう思い続く言葉を期待する。
「あの女別れ際までやらしー目でずっと純吾を見て、それに純吾に向かって『可愛い』とか『良い男』とか!
あれ絶対に純吾に気があるわよ!!」
「そうにゃ! ジュンゴにゃんを見てた目、あれは獲物を狙う獣の目だにゃ! ご飯につられてジュンゴにゃんを狙うにゃんて、にゃんと卑しい女だにゃ!!」
「そんなこと考えてんのあんた達だけよ! この年中発情期!!」
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