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無限の赤龍帝
ライザー戦開始前
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だな。しかし、箱庭の存在を知ってるとか、流石は悪魔か。

「よう、ユーリ、久しぶりだな」

そして、新たに現れたの焼き鳥野郎。その背後には奴の眷属も居る。もちろん、レイヴェルもいる。

「…………久しぶり…………」

さらにギュッと抱き着いて来るユーリ。どうやら知り合いみたいだな。レーティングゲームを教える学校であってたのかな。

「あらら、ユーリ様って殿方の趣味が悪いんでしょうか?」

レイヴェルは相変わらずみたいだ。調教のしがいが有るか。

「お前はその殿方のペットになるんだよ」

「なんですって…………」

「つまり、お前達が狙うのはレイヴェルって事か」

「そうだ」

「…………うん…………いっせーに…………あげるの…………」

一応、これで主がどっとか誤認は…………しないか。

「なら、私はお前達に絶望を与えた後、ユーリを寝取ってやろうじゃないか」

「はいはい、せいぜい頑張れ。焼き鳥野郎と焼き鳥娘」

「なっ!? この無礼者っ、許しませんわっ!!」

「貴様…………どうやら死にたいようだな」

「さて、果たして死ぬのはどっち…………いや、お前で確定だな。行くぞ、ユーリ」

「…………ばいばい…………」

ユーリを抱き上げて、その場を去る。後から罵倒が聞こえて来るが無視だ。というか、今回のゲームに負けは無い。いや、フィールド次第で母さんの力を封じるかどうか…………いや、それすら意味をなさないか。ここは箱庭ではないのだ。ギフトゲームでなら母さんを封じられるだろうが、レーティングゲームじゃ不可能だろう。

「さて、ちょっくら小僧どもに身の程を知らせてやるかの。ああ、お前達は適当に遊んでおれ」

「あれ、結構マジでやるんだ…………」

「うむ。単騎がけという奴じゃな」

「あのレイヴェルっていう金髪の女の子だけは殺さないでくれよ」

「うむ。とっ捕まえてそっちに届けてやろう」

「期待している」

「おっと、そうじゃ。今夜は焼き鳥が食べたいぞ。用意しておいてくれ」

「わっ、わかった」

本当にご臨終しそうだな、ライザー…………これも原作ブレイクか。まあ、どうでもいいや。




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