ライザー戦開始前
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
だな。しかし、箱庭の存在を知ってるとか、流石は悪魔か。
「よう、ユーリ、久しぶりだな」
そして、新たに現れたの焼き鳥野郎。その背後には奴の眷属も居る。もちろん、レイヴェルもいる。
「…………久しぶり…………」
さらにギュッと抱き着いて来るユーリ。どうやら知り合いみたいだな。レーティングゲームを教える学校であってたのかな。
「あらら、ユーリ様って殿方の趣味が悪いんでしょうか?」
レイヴェルは相変わらずみたいだ。調教のしがいが有るか。
「お前はその殿方のペットになるんだよ」
「なんですって…………」
「つまり、お前達が狙うのはレイヴェルって事か」
「そうだ」
「…………うん…………いっせーに…………あげるの…………」
一応、これで主がどっとか誤認は…………しないか。
「なら、私はお前達に絶望を与えた後、ユーリを寝取ってやろうじゃないか」
「はいはい、せいぜい頑張れ。焼き鳥野郎と焼き鳥娘」
「なっ!? この無礼者っ、許しませんわっ!!」
「貴様…………どうやら死にたいようだな」
「さて、果たして死ぬのはどっち…………いや、お前で確定だな。行くぞ、ユーリ」
「…………ばいばい…………」
ユーリを抱き上げて、その場を去る。後から罵倒が聞こえて来るが無視だ。というか、今回のゲームに負けは無い。いや、フィールド次第で母さんの力を封じるかどうか…………いや、それすら意味をなさないか。ここは箱庭ではないのだ。ギフトゲームでなら母さんを封じられるだろうが、レーティングゲームじゃ不可能だろう。
「さて、ちょっくら小僧どもに身の程を知らせてやるかの。ああ、お前達は適当に遊んでおれ」
「あれ、結構マジでやるんだ…………」
「うむ。単騎がけという奴じゃな」
「あのレイヴェルっていう金髪の女の子だけは殺さないでくれよ」
「うむ。とっ捕まえてそっちに届けてやろう」
「期待している」
「おっと、そうじゃ。今夜は焼き鳥が食べたいぞ。用意しておいてくれ」
「わっ、わかった」
本当にご臨終しそうだな、ライザー…………これも原作ブレイクか。まあ、どうでもいいや。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ