よぉし、特別編だ!
エイプリルフール!?
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エイプリルフール!?
「おにぃ、おっきろーーー!」
「ふぁ・・・うるさいよ、愚妹・・・じゃなかった、美愛」
「そんなこと言ってる場合じゃないよッ!おとーさんが、おとーさんが・・・ぐす」
「え?なに泣き始めてんの?しかも父さんがどうしたんだよ?」
「食中毒で病院に・・・」
「・・・さって、着替え着替え」
「え?何で驚かないの?おとーさんが食中毒で病院に行っちゃったんだよ?」
「あのさあ、美愛。今日は何日?」
「四月一日・・・エイプリルフール!?
おかーさん、騙したなぁ・・・!」
「はあ・・・コイツ馬鹿だ」
「おにぃ!こっちもおかーさんを騙すよ!とりあえずこっちの服に着替えて!」
「はいはい、わかったから・・・って待て。この服はなんだ」
「むふふ〜。私がこっちの服着るから、おにぃはこっちね。おかーさんも驚きだ!」
「ちょ、待て美愛ぁぁぁぁぁぁぁッ!」
「た、大変だよおかーさん!」
「あらあら、どうしたのよ、美愛・・・って、あら?陽龍?」
「違うよ、おかーさん!私は美愛!」
「でも、さっきまで美愛は美愛だったじゃない。何で陽龍になってるの?」
「おにぃの部屋で私が転んで、助けようとおにぃがしたら頭がぶつかってこうなった」
「べたねぇ・・・で、陽龍は?」
「ん?おにぃはあそこにいるよ?」
「ぐっ、何でこんなことに・・・」
「まったく、陽龍も災難ね。美愛の格好なんてさせられて」
「まったくだよね、おかーさ・・・って、あれ?なんかバレてる・・・?」
「当たり前じゃない。今美愛の格好してるのが陽龍で、陽龍の格好してるのが美愛でしょう?」
「むー、おかーさん、つまんない」
「だったら今日、慎吾くん達と会う予定でしょう?その時に・・・こしょこしょこしょ」
「ふむふむ、なるほどッ!さっすがおかーさん!ってことでおにぃ、脱いで」
「てめー様はアホでいやがりますか。脱ぐわけねーだろ愚妹。せめて部屋に行かせろバカ野郎」
「ちぇー。じゃあおにぃ、部屋行って普通の服着替えてきて」
「メンドくせぇなぁ・・・」
「あ、陽龍、美愛!こっちよー!」
「おーアリサ・・・もといバーニング。数日ぶりー」
「ちょっとおにぃ。そんなこと言っちゃダメだよ」
「? なんか二人とも、おかしいの」
「魔王・・・じゃなかった、なのはか。やっぱ気づいたか?」
「えっと、陽龍くんの口調なのに美愛ちゃんの姿、美愛ちゃんの口調なのに陽龍くんの姿・・・?」
「私が転びそうになったのをおにぃが助けようとして頭がぶつかって精神が反対になっちゃったんだー」
「なんか棒読みだな、陽龍・・・じゃないのか、美愛だっけ」
「そーだぞ、慎吾。こっちが俺で、そっちは美愛」
「わ、わかりにくいの・・・」
「なのはの可愛そうな脳みそじゃそ
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