レティシアの代わりは魔剣ですか
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力を開放して見せてやる。
『まあ、よかろう。ひとまずは様子見としようかの』
「そうか。じゃあ、初仕事として魔王の残骸を叩き切りに行くぞ」
『ほう、これは面白いの。よかろう、早く行くぞ』
「じゃあな、白夜叉。ちょっとペルセウスに喧嘩売ってくるわ」
「うむ。期待しておるぞ」
俺はその足でペルセウスへと向かう。その間にリタ、ナベリウス、エクリア、黒ウサギを呼んでおく。黒ウサギには挑戦権を届けて貰ったのだが…………凄く機嫌が悪い。
「セリカ様」
「なんだ?」
「あの無礼者をぎったんぎたんのめちゃくちゃにしてやってください。くっ、黒ウサギを辱めようなどと…………許しませんよ!!」
「わかった。ルールは見つからずに最奥へ到達しろだな。容易い事だ。お前達、一切の容赦はいらん。黒ウサギからのオーダーはサーチアンドデストロイらしいからな」
「いえ、そこまでは…………」
「…………わかった…………」
ナベリウスが先に入り、おもむろに悪魔の軍団を召喚した。
「そういえば、ナベリウスって悪魔の軍団長でもあるんだよな…………」
「ええ」
ケルベロスが容赦無く炎を吐き、悪魔たちが縦横無尽に破壊して行く。
「奥へは俺自身が行くから、エクリア達も暴れて来て良いぞ」
「畏まりました」
背中に翼を展開し、姫神の力を開放したエクリアが悪魔達や俺達に強化をかけていく。更にリタも飛んで行く。
「では、黒ウサギは奥で待ってます」
「ああ」
俺は黒ウサギを見送った後、少し隠れている。するとリタが戻って来た。
「はい、セリカ様」
「ああ、ありがとう」
透明化する兜を受け取って、行動を開始する。
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