レティシアの代わりは魔剣ですか
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四人が来てから早2年。箱庭も原作と同じ時となった。やはり、フォレス・ガロがちょっかいを賭けて来るが無視していた。
「おい、いい加減外に出せ。約束の2年だぞ」
「うんうん」
「そうね。私も修行ばかりで飽きて来たわ。既にドライグもアルビオンも使いこなせるようになってきたんだから良いでしょ?」
「私も、セリカの眷属として問題無いくらいには強くなったし」
飛鳥と耀の戦闘力はかなり有る。耀は既にグリーと友達になって、空を踏みしめるギフトを貰って、ペガサスのギフトを手に入れている。それに加えて、ケルベロスの地獄の業火を放つギフトも有る。今では二人共、前の十六夜と戦えるぐらいだ。耀とエクリアに関しては既に武術をしっかりと収めた十六夜とも戦えている。
「それで、セリカ様。どうしますか?」
「まあ、かなり強くなってるし、魔王戦も問題無いだろう。良いぞ、今日から自由に出入りしてギフトゲームを受けてくるといい」
「よっしゃっ!!」
「やったね」
「ええ。春日部さん、一緒に行きましょう」
「うん。エクリアも行かない?」
「私は…………行きません」
「そっか」
ちなみにエクリアはメイド服を着ている。他は原作通りかな。
「十六夜はどうするんだ?」
「俺は世界の果てを見てくる」
「そうか。それじゃあ、お前達はお前達で派手に遊んで来い。こっちも派手に遊んで来るよ。ついでに魔王のトラブルは請け負うと宣伝してきてくれ」
「「「了解」」」
俺は出かける皆を見送った後、サウザンドアイズの支店へと出かける。店員はいい顔しないが、白夜叉に呼ばれてるので伝えて貰う。
「よく来たの」
「それで、何の用だ? レティシアに付いて進展があったか?」
「それが、やってくれおったわ。奴め、私との契約を反故にして外部に売ると言ってきおったわ」
「ちっ、やっぱりか」
「知っておったのか?」
「そんな感じはしていた」
「まあ、良い。して、どうするのじゃ?」
「決まってる。奪い返す。こいつを使ってな」
俺はナベリウスとリタがとってきたクラーケンとグラーアイの宝玉を見せる。
「なるほどのう。ならば、私も代わりの品を渡そう。ほれ、受け取るが良い」
白夜叉が手を叩くと、目の前に現れたのはひと振りの剣。
「おい、これは…………」
「昔に暴れておったハイシェラと呼ばれる魔王が封じられた剣のギフトよ。これをお主に托そう」
こっちではそう来たか。まあ、丁度良いな。貰うとしよう。
「わかった」
「使い手と認められるかは知らぬが、セリカなら問題なかろう」
『ふん、お主が新しい主か?』
「不服か?」
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