第二章 A's編
第五十五話 『決着』
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剣が一斉に防衛プログラムへと向かって飛翔する。
だがやはりシホの魔力も吸収していたようであがきというべきか七枚の盾、ロー・アイアスが出現した。
「あれは、ロー・アイアス!?」
一同が驚く中、しかしシホは慌てずに盾を粉砕する物量で攻撃をしていき、我ら自慢の盾は無にも等しく破られた。
そしてある剣は貫通し、ある剣は雷撃を食らわせ、ある剣は焼き尽くし、ある剣は不死殺しの一撃を与える。
防衛プログラムは様々な剣を浴び続け針鼠と化し、気づけば原型を保てないほどに小さくなっていき最後にもう十メートル以上はある巨大な大剣“斬山剣”によって一刀両断される。
「受けなさい! 壊れた幻想!!」
体中に刺さっていた剣達が一斉に爆発し爆風が吹き荒れる。
しかし、防衛プログラムはまだ生きていた。
「しぶとい…! なら…!」
シホは止めとばかりにその手にエクスカリバーを構え、
「塵となりなさい! 約束された勝利の剣ーーーーーッ!!」
その究極の斬撃によって防衛プログラムは光に包まれた。
しかし防衛プログラムはエクスカリバーを喰らったというのにいまだに健在で再生をしようとしている。
「ちぃっ!? これでもやっぱり再生は止まらないの!? みんな、固有結界を解除するわよ!」
そしてシホは固有結界を解除したらしく世界は崩れ元の世界に戻っていた。
『あれ!? みんな今までどこにいたの!?』
そこでエイミィ嬢の通信の声が響いてくるが圧倒的な絨毯攻撃の攻撃力に全員魂が抜けたかのようにボーっとしている。
「みんな! 一応まだ終わっていないんだからなのは達は最後の締めをしなさい!!」
シホの言葉に全員は意識を取り戻す。
見ればまだ防衛プログラムは再生しようと蠢いている。
「そ、そうだね! フェイトちゃん! はやてちゃん!」
「う、うん!」
「そ、そやね!」
三人がそれぞれ武器を構えて、
「全力全開! スターライト…」
なのは嬢が凝縮された魔力を解き放とうとし、
「雷光一閃! プラズマザンバー…」
フェイト嬢が剣を思いっきり振り上げ、
「ごめんな、おやすみな…響け、終焉の笛! ラグナロク!!」
はやてが防衛プログラムに謝罪の言葉を述べながら杖を掲げて、それぞれの魔力が最高潮まで溜まっていき、
「「「ブレイカーーーーー!!!」」」
放たれた三つの光は防衛プログラムを完全に消滅させた。
そしてあとに残るのは露出したコアのみ。
「…本体コア、露出。捕まえ、た!」
コアをシャマルが捕らえる。
「長距離転送!」
「目標、軌道上!」
「「「転送!!」」」
ユーノとアルフとシャマルの三
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