第7話 この〜木何の気?
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ス! 原因発見!』
「早っ!」
ユーノが驚きの声を上げる
『了解、そっちにテッドいる?』
『いるよ』
今度は落ち着いた男の子の声が聞こえた
『じゃあ、許可出すからクラッシュレイジでコア周辺を破壊して』
「「許可?」」
ユーノとなのはの声が重なる
「なのは、コアが露出したら急いで接近、そのまま封印するよ」
「待って! イクスちゃん!」
なのはが言う
「何?」
「ここから封印する。…出来るよね? レイジングハート」
《シーリングモード セットアップ》
レイジングハートの形状が変わる
宝石部分はそのまま、周りの金色の部分が形状変化をする
その形は砲撃に適した形、そしていつものように魔力フィンが発生する
『ソラ! テッド! コア周辺を破壊したらすぐに離脱して! インドア1の砲撃が飛んでくるよ!』
「ちょっ」
その時、なのは達の目の前の木に3m程四本足の赤い鱗を持つ翼の無い巨大な鉤爪を持つ竜が出現した
竜は鉤爪を振り上げる
―――クラッシュレイジ
振り下ろされた鉤爪は木に命中
バキバキと音を立てながら木が崩れる
目の前に光の球が浮かぶ
「さっさと封印よろしく!」
イクスに言われなのはは砲撃の構えをとる
「行って! 届いて!」
レイジングハートの先端から桜色の魔力砲が放たれる
《スタンバイレディ》
「リリカル・マジカル、ジュエルシード、シリアル10。封印!」
《シーリング》
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「ありがと、レイジングハート」
《グッドバイ》
レイジングハートは待機状態に戻る
(僕にも使えない遠距離魔法。この子、いったいどれだけの才能を持ってるんだろ)
「おーーい、主さまーーー!!」
ビルの上を跳んでやってくる2人の人影
1人は赤い髪をショートカットにした活発そうな少女
もう1人は同じく赤い髪をしたおとなしそうな少年
人と違う点といえばどちらも角が生えていることだろうか
2人はイクス達のいる屋上にたどり着く
「お疲れ様。ソラ、テッド」
「うん!」
「がんばった」
少女、ソラは元気な声で言い
少年、テッドは対照的な落ち着いた声で言う
「いくす、この人たちが「わお! おいしそうなフェレット!」わ!」
ユーノがソラにつかまれる
「ねえイクス、食べていい? 食べていい? 食べていいよね! いったっだきまーす!」
「コラ、食べたらおなか壊すからダメ」
イクスに言われぶーと膨れるソラ
未だにつかまれたままのユーノは真っ青になっている
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ