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機動戦士ガンダムSEED fulmetalarms
C.E.71編
PHESE−01
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C.E.71.1.25.
俺は新型MSのパイロットとしてここヘリオポリスに舞い降りた。
地球連合軍がヘリオポリスで秘密に開発したMSを受領しに。
「これでこの船の最後の任務も無事終了だ。貴様も護衛の任、御苦労だったな。フラガ大尉」方「いえ、航路何もなく幸いでありました。周辺にザフト艦の動きは?」
「2隻トレースしておるが、な〜に、港に入ってしまえばザフトも手が出せんよ」
「ふっ。中立国でありますか。聞いて呆れますが」
「はっはっは。だがそのおかげで計画もここまでこれたのだ。オーブとて地球の一国ということさ」
「では、艦長」
「ん」
俺は俺たちをここまで運んでくれた輸送艦の艦長に一言言い、部下を連れてブリッジを後にする。
「さて、大天使様の所に行くか。」
「ザフト艦は大丈夫でしょうか。」
5人いる部下の一人が俺に問うた。攻めて来ないか心配なんだろう。
「大丈夫だよ。いざとなれば『鷹』殿が追い払ってくれるさ。」
「それはそうですが……。」
まだ重力のない搭乗口に降り立つ。
「心配するだけ無駄さ。考えても始まらんよ。」
俺と部下はアークエンジェル艦長に挨拶を済ませると各自の機体のもとに行った。
「これが俺の機体か。メビウスの比じゃないな。」
俺にあてがわれたのはGAT‐X303イージス。可変機構を搭載し通信機能が他機より強化されており、指揮官機として十分な分析能力を持っている。
「さてと、なぜだか俺だけ歩いて走って撃って変形出来たが、あいつ等は大丈夫かな。歩かせるのがやっとだったし。」
「中尉!ちょっと来てください。」
「おう。なんだ!」
奥に寝かされているイェーガーから部下の声がした。
「どうした?」
「この機体、火器管制プログラムが立ち上がらないんです。」
「立ち上がらない?どういうことだ。」
「わかりません。」
「わからない?俺がやるからイージスの調整しといてくれ。マニュアルよこせ。」
「すみません。」
部下に代わってコックピットに入る。OSはちゃんと立ち上がっている。姿勢制御プログラム・スラスター・主要センサーオールグリーン。
うむ、確かに火器管制が立ち上がってない。
「ったく。なんで俺がこんなことを。」
ドゴオオオォォォォォォオオォオォォ!!!!!!!
「うおっ?!なんだ!?」
「ザフトだ!」
「なにぃ!?」
この事態が俺の人生を大きく変えるとは、この時はまだ知る余地もなかった。
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