第二章
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て欲しいというのだ。
「そうしてくれる?」
「宮迫さんとですか」
「あの娘まだテニスはじめたばかりだけれど筋はいいと思うから」
「背も高いですしね」
一七〇位はある娘だ、ゆかりと比べて十三センチは高い。
「運動神経もあって」
「そう、だからね」
「あの娘とダブルスで、ですか」
「ほら、今も頑張って走ってるじゃない」
部長は微笑んでグラウンドを見た、そこでは一年の娘達が頑張って走っている。
その中で一際背が高いあどけない顔の娘がいた、部長はその娘を見て言うのだ。
「努力家だしね」
「はい、じゃあ」
「ただ。わかってると思うけれど」
「あの娘のことですね」
「テニスはじめたばかりで」
それに加えてだった、愛生は。
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