第一章
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組がうろついとるきに」
坂本も武市も警戒されていた、二人共攘夷派の大物だったからだ。
「連中が警戒しとるのはわし等もじゃ」
「長州の奴等だけじゃないからのう」
「だから気をつけるぜよ」
武市はこう言って自分も前に出た。
「何ならわしも一緒に行くがのう」
「武市さんもぜよ」
「占い師におは会わんがのう」
それでもだというのだ。
「途中まで一緒じゃきに、わしの刀とおまんのピストルじゃな」
「ああ、そうじゃ」
坂本は北辰一刀流免許皆伝だが刀ではなくより確実に相手を迎え撃てるピストルを持つ様になっていた、それで武市も言ったのだ。
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