第二章
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大事にしいや」
隠居はこのことは真面目に坂田に告げた。
「もう泣かせたらあかんで」
「それはわかってますわ」
坂田も一瞬駒を動かす手を止めて答えた。彼にしてもこのことは深く反省すべきことであったからである。
「あれにはほんま迷惑かけました」
「そやな」
「追い詰めてもうてましたわ」
坂田は将棋しかしない、当然それで食っている訳だから家は常に火の車だ、それでは女房としてはなのだ。
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