第三章
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る、最初のカーテンコールでは彼だけだった。
「まだ出ないね」
「うん、そうだね」
「次かな」
「次に出て来るかな」
彼等は何処かモーツァルトが出ると確信していた、そして。
ベームが一旦引っ込んだ、それから出て来た時に。
よく見れば彼は横を見ていた。その方向にだった。
小柄で細い顔に白い髪を横でカールにさせた青年と言っていい男が出て来た、細い身体を白と青のロココの服で包んでいる。
彼等はその彼の姿をはっきりと見た、そして言った。
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