第一章
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それは」
「ないと思いますが」
「いや、肉体の問題じゃないよ」
ベームは怪訝な顔になる彼等にまた笑って言った。
「魂なんだよ」
「そちらですか」
「魂のことですか」
「肉体は滅ぶが魂は不滅だからね」
ベームも知るあのバイエルン王ルートヴィヒ二世が信じていたことらしいそしてそれはベームも言うのだった。
「だからだよ」
「モーツァルトは今も生きている」
「魂は」
「そしているんだ」
何処にいるかというと。
「私達と共ににね」
「我々とですか」
「共にですか」
「そう、いるんだよ」
こう言うのだった。
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