第4話『ユーノとの再会』
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しばらくは渋っていた彼女だが、仕方なく一時、帰路に着いた。
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その夜…
『La♪』
魔法陣が出現したかと思うとそこから人型の機影が現れ、海鳴市の上空を舞う。
『La♪』
それは街の中を移動する何かを見つけるとそれを追うように降下していった…。
その頃…
高町家…
ソファの上…
(なんだ、この胸騒ぎは?)
就寝時間となりソファで寝ていたクロウは不吉な予感がしていた。
『Bi−Bi−!!』
「ちっ!ビンゴかよ!!」
同時にブラスタがアンノウンの警告を鳴らす。クロウは飛び起き、コートをひっつかむと玄関から飛び出していった…。
その後を追う影に気がつかず……
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町中…
『くうっ!』
ユーノは毛玉の異形から逃げていた。恐らく、コイツの正体はジュエルシードの暴走態。自分を狙ってきたのかは不明ではあるが今はまさにピンチにしてチャンス。自身の能力は低下してフェレットの形態であるがこれを耐えきりクロウに合流出来ればジュエルシードを封印出来る絶好の機会だ。
『クロウさん…早く!』
『ギャアア!!』
異形の触手を避け走るユーノ…。そして…
「ユーノ!」
『クロウさん!』
2人は見事、合流し安堵しかけたがクロウの後ろにある人物がいたことがその場を凍りつかせた。
「クロウくん!」
「な、なのは!?」
それはクロウのことを追いかけてきたなのはであった。目の前の状況に混乱しているようであり、このままでは危険だ。
「くそ!」
すかさず、Uターンしなのはの救出に向かうクロウ。しかし…
『La♪』
ズダダダダダ!!!!
「何!?」
クロウに向かい放たれる弾丸。見上げれば機械仕掛けの巨人。両腕、両脚が妙に肥大しているが解るのはただ1つ。
味方ではないこと。
『クロウ・ブルースト…コロス、コロス。』
「コイツは…確かゴーレム!?」
彼はコイツに見覚えがあった。確か、上司のトライアのライバルとも言える存在、束博士の作ったゴーレムとかいう機体だ。
「て…俺何か恨まれる覚え……」
あった……
確か前の任務で助けたのは束博士の妹である箒という少女。クロウが望んだ訳では無いとはいえキスをしてしまった
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