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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『次元震』
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彼女の頭上に突如巨大な赤いハンマーのようなものが現れ、

それはアルフへと迫り、

「なぁぁぁぁっ!?」

頭部に命中した瞬間に発生したピコン♪という愉快な音ともに地面に倒れ伏すアルフ。

「ふぃ〜とりあえずこっちは終わったからなのはの方は……」

俺はなのはの魔力の波動を頼りに探りなのは達を見つけてからいつもどおり傍観するが、

「「ジュエルシード封印!!」」

二人のデバイスからほぼ同時に放たれた封印の光がジュエルシードにぶつかり、

「キャアッ!?」

「あぅ!?」

強力な反発を起こしその際に起きた衝撃に弾かれる二人。

ー暴・走ー

そして二人の強力な魔力によって暴走を始めたジュエルシードから膨大なエネルギーが生まれ空間を震わせる。

「マズイッ! このままじゃ次元震が起こってしまう!!」

あれ? 今更だけどユーノいたんだ……。

「次元震?」

聞いた事の無い単語に首を傾げるなのは。

「簡単に言えば空間に発生した地震みたいなものさ」

そんな彼女にも分かりやすいように手短だが説明をする。

「このまま放っておけば何が起こるかわからない!」


「あっ! フェイトちゃん!?」

いち早くフェイトが暴走したジュエルシードに向かって飛んで行き、

「ダメだよフェイト!?」

素手で暴走するジュエルシードを掴もうとするが、

そんな無茶な行動を許すわけなどなく。

「『ノリ・メ・タンゲレ(私に触れぬ)』!!」

「ッ!?」

すんでのところで俺が創造したマグダラの聖骸布で拘束し、

「フハハハ! 美少女をフィーーーッシュ!!」

どこぞの紅い英雄のような台詞を言いながらフェイトを釣り上げ、

「アンド キャッチ!」

両腕で抱き留める。

因みにこの宝具は男性に対しては最悪とも言えるほどの効果を発揮するが女性に対しては少し頑丈な布程度なので怪我をさせる事も無かったのだ。

「ふぇっ!?」

抱きしめたフェイトを地面に下ろし、

「こんのバカチン! あんなん素手で触ったらケガだけじゃすまんぞ!!」

困惑する彼女をよそに説教をかます、

「で でも!」

「デモもテロもない! 女の子が身体に傷をつけちゃダメだろうが!」

あまり真剣に怒られた事が無いのか俺の説教で縮こまるフェイト。

「あぅ〜」

「とりあえずアレは俺か封印するから黙ってみてろよ!」

「えッ!?」

「ちょっとまちなよアンタ! さっきならまだしも今みたいな膨大なエネルギーをどうやるのさ!?」


「こうするのさ!」

俺は一本の剣を創造する、
それは……優しき少女が世界の平和のために生み出した力、

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