原作前に小学校に入ろう
フラワーシューベルト
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う、うるさいやつだなぁ・・・。
「?なにこの重たい空気?」
「カクカ○シカジ○四角いムーブなんだよ」
「いや陽龍、それじゃあわからないと思う・・・」
「なるほど。おにぃのことを知った後、どう接していいのかわからない、と」
『なぜ分かったッ!?』
『兄妹だから?』
実際は美愛も一緒に聞いてたからだろうけどね。
「さて、みんなもいつものテンションに戻ったね』
僕がそう言うと、さっきまでの重たい空気はなくなり、いつもの雰囲気になっていた。
「とりあえず、僕の意見を言っちゃうと・・・こうやって僕のことを話したんだし、これをきっかけにもっと仲良くなれたらなー・・・なんて思ってたり?」
「これで私たちに重大な秘密はないからね」
「えっと、じゃあ陽龍、質問いいか?」
「お?なんだなんだ?」
「物が壊れたりするのはダメなんだろ?それってプラスチックとかにすればいいんじゃねーの?」
『確かに!』
「あー、それか・・・」
うん、それは僕も思った。
「それは父さんが「男ならこのくらいの壁、乗り越えて見せろッ!」らしい。その後すぐに母さんに叱られてたけど。ついでに、物が散乱してもダメだから、プラスチックでも危険」
「じゃ、質問はここまでにして、ご飯を食べようか」
僕の言葉で、未だに食べ途中だったことに気がつき、冷たいご飯を食べ始めたのだった。
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