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失われし記憶、追憶の日々【精霊使いの剣舞編】
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常は長い年月を掛けて修得するものだが、たったの三年で免許総伝となった。免許皆伝の上位で奥義や秘奥義を修めた証拠である。


 さらには種として人間は魔力量が少ないのが特徴であるが、彼の魔力量は明らかな桁外れ。持ち前の学習能力で誤った解釈や定義が使われている魔術書を解読し、独自の理論を組み立てて魔術を修得するといった快挙も成し遂げている。


 そう、彼はすでにチートなのだ。それも生まれながらの。


「ふむ、では魔術大全書にするかの。あやつなら時間さえあれば修得できるじゃろ」


 最高神が取り出したのは一冊の分厚い洋書。黒を基調にしたその本は古今東西、ありとあらゆる魔術が記されており、魔術師にとってはまさに夢のような本である。


「二度目の人生じゃ。悔いのないように過ごしなさい」


 最高神は優しく微笑むのだった。


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