第二十三話『転校生』
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」」
爆発した。一夏はスウェンが居たらこう言うだろうと予測した
『まるで前にやったゲームにあった、音○弾を耳に直接ぶつけられたようなものだな』と。
「男子! 前代未聞の3人目の男子!」
「しかもうちのクラス!」
「しかも織斑君とスウェン君とは違う守ってあげたくなる系!」
「人間に生まれてよかった〜〜!」
「あー、騒ぐな。静かにしろ」
若干めんどくさそうに言う千冬。真那は慌てて事態を収めようと
「み、皆さんお静かに。まだ自己紹介が終わってませんから〜!」
シャルルの隣に立つ銀髪の長髪に、注目を集めるその左目に付けられた黒い眼帯。そしてその小柄な体から想像もできない気迫と威圧感。
「……挨拶をしろ、ラウラ」
「はい、教師織斑」
千冬に対する呼び方がスウェンと同じ。一夏はそう思い、ラウラを見ていた。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。これからの学園生活、よろしく頼む」
自己紹介の仕方もスウェンと似てると一夏が思った矢先、ラウラは一夏の前に立っていた。
「貴様が……織斑 一夏……貴様のせいで、隊長が……」
「え?」
何処か怒りが混じり、何処か悲しさを感じさせる小さな声が一夏だけに聞こえた。
「ラウラ、何をしている」
「いえ、何も」
「ふん……ではHRを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。今日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散!」
クラスの皆はその一声と同時に、慌しく動きはじめたのであった。
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