転生〜原作開始までの道のり その4
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ッビクッと痙攣してるが、どうでもいい。
「貴様らはもうしゃべるな。 息をするな。 さっさと死ね。 死んでもどうせなんの役にも立たんクズ共だろう?」
「たしゅけ……「うるさいぞ、クズが!!! 貴様らは私と弟との感動の再会を邪魔するという、死んでも償いきれん罪を犯した!!! ここで全員私が甲板に沈めてやってもいいんだが、生憎私には時間がない。 放置しておいてやる。 自分の罪の深さを思い知りながら、クズらしく死ね」……」
私の一喝により、絶望にもにた表情を浮かべる海賊共。 そんな顔をみて喜ぶ私ではない。
さっさと軍船へ戻り、船を走らせた。
ルフィ、おねえちゃんがもうすぐ会いにいくよぉおおお!!!
◇◆◇◆◇
こうして【大嘘吐き】の『ウッソ海賊団』は消滅した。 死亡した海賊達は皆、糞尿をまき散らしながら、もがき苦しんだような跡があったと言われている。
後に海賊船の後処理に訪れた海兵たちの会話がある。
「今回の海賊って結構有名な奴らですよね?」
「そうだな、グランドラインでも最近名前が売れ始めて来たやつらだよ。 お!? これだこれだ。 結構でかい船だな。
よっと、……あぁ、……こりゃアモスさんの仕業だな? お〜い、訓練学校生達の船をこちらに持ってこい。 遺体処理をしてもらうぞ。 アモスさんとこの遺体処理に慣れりゃ、他のとこは比較的楽だって思えるようになるからな」
「うわぁ、あの人ホント容赦ないっすよね。 俺、訓練学校生の時、何度か一緒に海賊討伐に行きましたけど、正直、話したくないぐらいグロイやり方しますからね」
「そうだな。 おぉ〜い、訓練学校生にはちゃんと伝えとけよぉ? 今回の遺体はアモス中将製だって」
「普段は滅茶苦茶美人で、優しいし、みんなにも人気のお姉さんなんすけどね?」
「怒らせると滅茶苦茶怖いからな。 お前、【鬼教官】モード見たことある? あれ、死ねるぞ」
「ガクブル……あれはダメだぁ。 あれは危険だぁ……ブツブツ」
「コイツ、被害者だったのか……」
そんな、海兵たちのやりとりがあったとか、なかったとか。
◇◆◇◆◇
変な海賊団に絡まれて余計な時間を食ってしまった。
本部には潰したって連絡を入れてあるし、問題無いだろう。
さて、やって来ましたフーシャ村!!!
ルフィ!! お姉ちゃんデスヨォオオおおお!!!!!
マキノさんがやっている酒場に突撃。 この時間ならルフィはここにいるはずである。
「ルフィいいいいいい!!!! おねえちゃんですよぉおおおおおおおお!!!!! あ、マキノさ〜ん。 お久しぶり〜」
「あら? アモスちゃんじゃない、お久しぶりね」
「なんじゃ? アモスの嬢ちゃんかい。 大きくなったねぇ」
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