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混沌の魔術師と天空の巫女 R-18
ハロウィン
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「どうした?」

「ハロウィン・・・楽しみにしてたのに・・・。」

「・・・・・・。」

「お兄ちゃん、その格好は?」

「これか?」

俺が来ている格好はドラキュラである。

「まぁ、ハロウィンだしな・・・。」

「そうだよな・・・。」

元気ないな・・・。

「ウェンディ、ちょっと待ってろ。」

「え?」

「すぐ戻ってくるから。」

俺はそう言い、(エーラ)を出し、窓から出て飛んだ。




























数分後・・・

「お待たせ!」

俺は果物を大量に持って来た。

「風邪の時に菓子はマズイからな。」

「お兄ちゃん・・・。」

「何食べる?定番のりんごか?」

「・・・いいよ。」

「は?」

「今日はハロウィンだよ?ギルドに行かなくって・・・」

「好きな奴が風邪ひいてるのに、行くかよ。」

「お兄ちゃん・・・ゴホ!ゴホ!!」

「いいから寝てな。」

俺はそう言い、ウェンディを寝かせ、毛布を肩の方までかけた。









「ほい、リンゴ切ったぜ。」

俺はそう言い、切ったリンゴを皿に乗せた。

「さて。」

持っていたフォークで1/8サイズに切ったリンゴを差し、ウェンディの口へ持ってきた。

「ほれ。あーんだ。」

「え・・・ええ!?」

「何驚いてんだよ?俺が食べさせてやるよ。ほれ、あーん。」

「だ、だって/////////」

「誰もいないから。ほら、あーん。」

「あ、あーん・・・///////////」

ウェンディは恥ずかしそうにリンゴを食べたのだった。
















「全部食べたな。」

俺の切ったリンゴをウェンディは全て食べたのだった。

「あ、そういえば、あまった菓子もあったな。」

「え?」

「この菓子・・・どうしよっかな・・・。」

俺は「チラッ」とウェンディを見る。

「!お兄ちゃん・・・。」

「(気づいた様だな・・・)」

「トリック・オア・・・トリート!」

ウェンディは毛布をどけて、そう言った。

「はい、あげる。」

俺はウェンディに菓子をあげた。

「今日は風邪だからな。明日にでも食べろ。」

「うん!」

よかった・・・少しは元気になったかもな。

「でも・・・明日も風邪だったら・・・どうしよう・・・。」

「・・・・・・。」

よし!ここは・・・あの手でいこう!

「ウェンディ。」

「何?」

俺はウェンディの顔
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