ハロウィン
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格好でし、
エバーグリーンさんに対しては・・・妖精の様な格好をしていました。
どっちかといいますとメデューザが似合いますのに・・・。
「(そういえば・・・ウェンディの姿が見えないな・・・。)」
どこにいるんだ?いたずらしたいんだけど・・・。
「コ〜ジ〜。」
「ん?」
ミントの声がした。ミントも魔法使いの格好をしていた。
「なんだ、お前も菓子か?」
「ううん、ちょっと来て。」
「?」
俺はミントの跡を追った。
「ここ、ここ!」
「ここって・・・女子寮!?」
ミントの跡をついて、来て場所はなんとフェアリーヒルズ、女子寮だった。
「連れて来たよ〜。」
「あら。早かったわね。というか、その格好で行ったのね。」
ウェンディの部屋の窓からシャルルが出てきた。
「コージ、入って来なさい。」
「はぁ?一体どういう・・・」
「ウェンディ、風邪ひいちゃったの。」
「な・・・に・・・。」
風邪・・・だと・・・!?
「お兄ちゃん・・・ゴホ!ゴホ!!」
「ウェンディ!!」
パジャマ姿のウェンディと咳に俺は急いで入って来た。
「本当に風邪かよ!!寝ておけよ!!」
「ご、ごめんなさい・・・ゴホ!ゴホ!!」
「まったくこの子は・・・。」
「今日の為に、ウェンディにこの格好させてコージにお菓子貰う予定だったのに。」
ミントがそう言う。近くに何やら蝶の様な服があった。
2枚がさせの羽で、計8枚もある。あとカチューシャもあった。
「(可愛かっただろうな・・・この格好・・・。)」
俺は心の中でそう思った。
「しかし何で風邪なんて・・・」
「ここんところ夜、この服を作る為徹夜したんだよね〜。」
「おまけにお風呂入った後でやるから、湯冷めしちゃったし。」
「最近少し寒くなってきたしね〜。」
シャルルとミントがそう言った。
「じゃ、私達ギルドへ行って来るわ。」
「は?」
「コージとウェンディの代わりにたくさんの菓子貰って来るよ〜!
2人の分はちゃんと残しておくけど。」
「お、おい!」
「シャルル!?ミント!?」
「邪魔しちゃいけないから先に行くわ。」
「じゃあね〜。」
シャルルとミントはそう言い、翼を出し、ギルドへ行ったのだった。
「・・・・・・。」
「・・・・・・ゴホ!ゴホ!!」
「大丈夫か!」
俺はベットに寝ているウェンディにそう尋ねた。
「・・・・・・。」
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