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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
ブルーノート
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妖精の輝き(フェアリーグリッター)!!!!」

強力な閃光がブルーノートに襲い掛かった。

「ぐおあああ!!!!」

「すごい光!!」

「これがギルドの三大魔法の1つ!!!」

ルーシィとウェンディがそう言う。

「消えろォオオオオオオ!!!」

「オォオォオオ!!!!」
























「フン!」


パァン!!


「あああっ!!!」

突然、カナが飛ばされたのだった。

「何やってんだよ?」

「・・・レッドノートか。」

カナを飛ばした人物は何とコージが倒したと思ったレッドノートだった。

「(この人・・・!お兄ちゃんが倒したんじゃ!!?)」

ウェンディは心の中でそう思った。

「ち。これを外すんだった。」

レッドノートはそう言い、持っていた枷の様な物を投げた。

制限の枷(リスレクトシャコー)か。」

制限の枷(リスレクトシャコー)。行っての魔力を制限するマジックアイテムである。

七眷属(ボウズ)共と同じにしてはおいたが、強ぇボウズとな・・・。」

「負けたのか。」

「うるせぇ。それにしても・・・」

レッドノートはカナを見た。カナの右腕が傷だらけになっていた。

「今の魔法、妖精の輝き(フェアリーグリッター)のようだったか?
 しかし術者がクズの様だな。」

「ああ。あの程度で妖精の輝き(フェアリーグリッター)とは・・・笑わせんな。」

レッドノートとブルーノートはそう言う。

「兄貴、妖精の輝き(フェアリーグリッター)はくれてやる。
 俺はじじいからアレをもらうぜ?」

「・・・ああ。別にいいぜ。」

「よし。させと。」

レッドノートはある人物の元へ行った。

「え?」

ウェンディだった。レッドノートはウェンディの髪を握り、持ち上げた。

「ああ・・・うう・・・。」

「おい、さっきの小僧はどこへ行った?」

レッドノートはそう言う。どうやらコージを殺したい様子だった。

「(そんな・・・)」

「知ってるかね?殺した後でも“魔法”を取り出せるって。」

ブルーノートはカナの所へ行き、そう言ったのだった。

「(私の力不足で・・・・・・。)」

カナはもはや戦う気力が無くなってしまった。
敵の2人から妖精の輝き(フェアリーグリッター)が使えても、
クズだと言われ、仲間を危機にさらせてしまった事に・・・。

「カナ・・・ウェンディ・・・。」

「やめ・・・て・・・。」

「ウェン・・・ディ・・・!」

「誰か・・・助けて・・・!!」


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