第4章 天狼島編
ブルーノート
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間をキズつけるんじゃないよ!!!」
カナはそう言い、カードをブルーノートめがけて投げる。しかし・・・
ギャウッ、ズドドドン!
ブルーノートの魔法により、カナの投げたカードは方向が変わり、下へ落ち、地面が割れた。
しかしカナはそんな事を気にせず、ブルーノートへ接近しようとした。
「妖精の・・・」
キュイイイイン!
「!」
カナの右腕から光が集まってきた事にブルーノートは気づく。
「光?何だあの魔法!?」
「コージのとは・・・なんか違う・・・。」
ハッピーとミントがそう言う。
「まさか・・・!」
ブルーノートは自分が探している魔法だと気づく。
ズドン!
「うあっ!」
ブルーノートは魔法でカナを下へと落とした。
「くっ!」
「てめえが持ってるその魔法は・・・」
「妖精の輝き!!?」
「「え!?」」
シャルルの言葉にハッピーとミントは驚く。
「ルーシィ、置いてっちゃってごめんね。
弁解の余地もないよ・・・本当にごめん・・・。」
カナはルーシィに向かってそう言ったのだった。
実はカナはどうしても試験を続ける為、ルーシィから墓の場所の答えを聞いた後、
ルーシィを眠らせて、1人で行ったのだった。
墓に着いたが、その後でルーシィがピンチだという事に気がつき、
己のやってしまった事にも気がつく。
そんな時に墓から声が聞え、妖精の輝きを貸す事となったのだった。
「だけど今は私を信じて。あいつにこの魔法を当たりさえすれば、確実に倒せる。」
カナはそう言う。
「すごい!!!お墓で手に入れたの!!?」
ルーシィがそう言う。
「墓に行ったって事は・・・オイ・・・まさか試験は・・・」
ナツは二次試験の事を思い、そう言おうとしていた。
「今はその話はおいとかない?あいつを倒す為に協力してナツ。」
「ムゥ。」
「私が“魔力”をためる間、あいつをひきつけて。」
「むう〜。」
カナの言葉にどうしてもナツはしたくない様子。
「フン。」
ズン!!!!
ブルーノートはナツ達を魔法で突き飛ばすかのように攻撃した。
「ぐぁ!」
「あう!」
「きゃあ!」
「にゃー!」
「ううっ!」
「ふげっ!」
「くっ!!」
「俺の重力下で動ける者などいねぇのさ。
まさか探してた魔法が向こうからノコノコやってくるとはなァ。」
ブルーノートはそう言う。
「その魔法は俺が頂く。」
「くぅぅ・・・この魔法はギルドの者しか使えない・・・お前らには使えないんだ!
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