暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
ブルーノート
[4/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
間をキズつけるんじゃないよ!!!」

カナはそう言い、カードをブルーノートめがけて投げる。しかし・・・


ギャウッ、ズドドドン!


ブルーノートの魔法により、カナの投げたカードは方向が変わり、下へ落ち、地面が割れた。
しかしカナはそんな事を気にせず、ブルーノートへ接近しようとした。

妖精の(フェアリー)・・・」

キュイイイイン!

「!」

カナの右腕から光が集まってきた事にブルーノートは気づく。

「光?何だあの魔法!?」

「コージのとは・・・なんか違う・・・。」

ハッピーとミントがそう言う。

「まさか・・・!」

ブルーノートは自分が探している魔法だと気づく。

ズドン!

「うあっ!」

ブルーノートは魔法でカナを下へと落とした。

「くっ!」

「てめえが持ってるその魔法は・・・」

妖精の輝き(フェアリーグリッター)!!?」

「「え!?」」

シャルルの言葉にハッピーとミントは驚く。

「ルーシィ、置いてっちゃってごめんね。
 弁解の余地もないよ・・・本当にごめん・・・。」

カナはルーシィに向かってそう言ったのだった。
実はカナはどうしても試験を続ける為、ルーシィから墓の場所の答えを聞いた後、
ルーシィを眠らせて、1人で行ったのだった。
墓に着いたが、その後でルーシィがピンチだという事に気がつき、
己のやってしまった事にも気がつく。
そんな時に墓から声が聞え、妖精の輝き(フェアリーグリッター)を貸す事となったのだった。

「だけど今は私を信じて。あいつにこの魔法を当たりさえすれば、確実に倒せる。」

カナはそう言う。

「すごい!!!お墓で手に入れたの!!?」

ルーシィがそう言う。

「墓に行ったって事は・・・オイ・・・まさか試験は・・・」

ナツは二次試験の事を思い、そう言おうとしていた。

「今はその話はおいとかない?あいつを倒す為に協力してナツ。」

「ムゥ。」

「私が“魔力”をためる間、あいつをひきつけて。」

「むう〜。」

カナの言葉にどうしてもナツはしたくない様子。

「フン。」

ズン!!!!

ブルーノートはナツ達を魔法で突き飛ばすかのように攻撃した。

「ぐぁ!」

「あう!」

「きゃあ!」

「にゃー!」

「ううっ!」

「ふげっ!」

「くっ!!」

「俺の重力下で動ける者などいねぇのさ。
 まさか探してた魔法が向こうからノコノコやってくるとはなァ。」

ブルーノートはそう言う。

「その魔法は俺が頂く。」

「くぅぅ・・・この魔法はギルドの者しか使えない・・・お前らには使えないんだ!
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ