After days
fall
決戦の暗雲
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満な様子だったが、渋々引き下がった。
(それに、もし『ボッシュ』が『アイツ』なら……)
杞憂に終わればそれでいい。当たってしまった時が危険なのだ。
俺は遥か向こうで組み合う二匹の猛獣に向かって走り出す。
声が十分に届くその位置に走りこみ、俺が叫ぶのと、トリスタン、ガノンが組み合っている地面が轟音をたてて崩れ去るのはほぼ同時だった。
「こっちだ!」
俺の立っている場所もまたヒビが入り、安定した地盤ではないが、まだ猶予はあった。
土煙から脱し、こちらに無事に駆けてくる二匹を見て、俺はこの一連の事件の真相に至った。
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