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エターナルトラベラー
エイプリルフール記念 番外編その1
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上言葉を言う間もなく殺してやるぜっ!」

承太郎が地面を掛けてDIOとの距離を詰める。

「よかろう、やってみろっ!このDIOの時間停止を上回る事が出来るのならなっ!…ザ・ワールドっ!時よ止れっ!」

制止した時間。その中をDIOは自由に動き回り、承太郎も動きを再開して迎え撃つ。

「オラオラオラオラオラオラオラオラっ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄っ!」

互いのスタンドのラッシュがコブシを合わせる。しかし、制止したときの中で先に動きを止めたのはやはりスタープラチナだ。

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁっ!」

「かっがふっ」

ついに承太郎のスタープラチナは打ち砕かれ派手に後方へと吹き飛んでいった。

「やったっ!ついにジョースター家との因縁に終止符を打ったっ!」

テンションが上がり、高笑いをするDIO。

「だが、奴らはゴキブリのようにしぶとい。死んだ振りをしていると言う事も考えられる。ここは確実に止めを刺さなければ」

そう言ったDIOは注意深く承太郎に近寄りへし折った道路標識振り下ろし、承太郎の首を切断した。

「あははははははっ!最高にハイってやつだっ!」

燃え盛る炎をバックにDIOは高笑いし、勝利を確信する。

「あはははははっ…なにぃ!?」

高笑いをしていたDIOの体をいきなり黒い炎が包み込んむ。

「これはっ!?まさか小僧が生きているのかっ!?」

振り向いたDIOの先に居るのは何処も怪我をしていない俺だ。

「ば、バカなっ…どうして…!?」

「冥土の土産に教えてやろう。ここは幻術の世界。つまり精神の世界だ。現実のお前は一ミリだって動いてはいない」

「なにぃ!?」

先ほど完膚なきまでに打倒したはずの承太郎が傷一つ無く立ち上がる。

「この技は月読と言う。俺の眼を見ただけで相手を一瞬で幻術の世界に引きずり込む。この世界は全て俺の意のままだ」

こんな風にねと俺は言うと右手を上げる。

すると四方から飛び掛る大量のナイフ。

「ザ・ワールドっ!時よ、止れっ!」

が、しかしナイフは止らない。

ザシュザシュザシュっ!

「ぐおおおぉぉぉぉぉおっ!?」

ナイフは止らずにDIOを傷つける。

「バカなっ!バカなぁっ!」

DIOは俺を目掛けて駆け、ザ・ワールドで殴りつけるが、その攻撃は俺を貫通し素通りしてしまう。

「現実のお前がどうなっているか。教えてやろう」

「何を…っ!?」

ツツーと首に切れ込みが入り、スライドするようにDIOの首が地面に転がり落ちた。

「これが現実だと!?」

生首一つで叫んでいるDIOは、体は倒れ込み、体も頭も全て黒炎に包まれている。

「ああ、
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