原作前
第一章 大戦期
第十話
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のガンダムとは違い脚部にはバーニアがあり、また頭部も幾分か細くなったようにもみえる。機体の特徴ともいえる背部にはロングテール・バーニアスタビライザーがあり、以降の地球連邦軍の可変MSの礎ともいえる機体。
「MSZ−06 Zガンダム。これがコイツの名前だよ」
「Zガンダム、か。随分とカッコイイな」
「そうだろう。コイツはさっきの何倍も強いぞ」
「さっきのを倒すのにだいぶ苦労したんだがなぁ〜。だが、いくぜ」
アザゼルが凄まじい速度で接近してくる、スカートアーマーからビームサーベルを引き抜き対抗する。
ビシャァァンというスパークとともにアザゼルと鍔迫り合いになる。
「おい、さっき反応よくなってねぇかソレ?」
「Zが俺の反応速度についてきてくれるからな」
「つまりアレか? さっきまではお前の能力に機体がついていけてなかったと」
「そんなところだ」
「つくづく化け物だなお前」
アザゼルが離れ光のビームを放ってくる。
「残念だがそんな攻撃あたんねぇよ!!」
シールドを構えつつこちらもビールライフルで応戦する。
「ダメだなこりゃ勝てねぇ」
そういってアザゼルは撤退しようとする。
「させるかっ!!」
俺はアザゼルを逃さないようウェイブライダーに変形した。
ガシャン!グウィーン!!ガコン!!!ガキャーン!!!!
ん?待て俺は今どうやって変形したんだ?
「おい!!なんか今人体の構造的にありえない変形したぞ!!!?」
「ああ、したな……」
「もう一回やってみろ!!納得がいかない!!!!」
アザゼルがキレながら叫ぶ。
「わかった」
フライングアーマーの翼が収納され腰部左右のスカートアーマーが移動しそれぞれ上下反転する、脚部は爪先と踵を開きながら膝部の変形により背面から元にもどる。左右のフライングアーマーが上下反転し背面にもどる。股関節の伸長がなくなり収納されていた両腕がでてくる、頭部がアンテナを開きながら登場し胸のブロックと収納されていた腹部が人型にもどる。腰部後方のスカートアーマーと一体化していたスタビライザーが移動し、背面のロングテール・スタビライザーの基部が変形しウェイブライダーからZガンダムにもどる。
この間約0.5秒。
「おかしいだろっ!!明らかに体が捻じ曲がる変形してたぞ、本当にお前大丈夫なのか!?」
「特に体に違和感はないな」
「なぜだ……? いったいどうなっているんだアレは?」
研究者として納得がいかないのだろう、凄く困惑している。
「おーいアザゼル〜、大丈夫か?」
「今のお前にだけはいわれたくねぇ!! はぁ、なんかやる気なくなっちまったよ。そろそろこの戦争も潮時だしな、よしガンダム!!」
「なんだアザゼル? それと俺の名前はガンダムじゃないからな。鏡夜・N・ハルファスだ」
「んじ
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