原作前
第一章 大戦期
第十話
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
マオー様との衝撃的な出会いから三か月、休む間もなく俺は堕天使側の最前線に戻された。
休みのことは諦めかけている。
この三か月間俺はガンダムMK−Uを好んで使っているわけだが……。
「いいかげん墜ちろよっ、アザゼル!!!!」
「はっ、そう簡単に墜ちるかよっ!!」
同時にこの三か月、堕天使の総督とも戦ってます。
始まりは唐突で、ある日いきなりアザゼルが勝負を仕掛けてきたので戦った。
その三週間後また勝負を仕掛けてきた、こうしてだんだん勝負と勝負の期間が短くなり、この一週間は毎日戦っている。
「くっ、そこォッ!!」
MK−Uのビームライフルを放つが当たる気がしない、おそらくこの三か月の間に研究されたのだろう。
「これだから研究者タイプと戦うのはイヤなんだ!!!!」
「なんだ、褒め言葉か?」
「んなわけあるかっ、このストーカー野郎!!」
「なっ!? ストーカーはねぇだろうストーカーは」
「うるせぇ、黙れ変態BL野郎!!!!」
もはや何を言っているのか互いにわからなくなってきたが問答無用でハイパーバズーカの引き金を引く。
「そんなとろい攻撃当たるわけないだろう?」
アザゼルが油断しているが……。
「MK−Uのバズーカの弾頭が一種類だけと思ったか、バカめ!!」
バズーカの弾頭はアザゼルの目の前で爆発し、数百発の散弾が飛び出すがかわされる。
「うおっ!!!? 散弾かよ……。危険すぎるだろう死んだらどうするんだ」
「安心しろ。むしろ殺すために撃っている」
「激しく物騒だな…。だが、そろそろ本気で倒させてもらうぜ、白い悪魔いや、ガンダム!!」
その瞬間、俺の視界からアザゼルが消え背部にとてつもない衝撃がはしった。
「ぐっ!? ガハァッッ!!!!」
衝撃の後、地面に叩き付けられた俺の視界にはMK−Uの状況が映し出されている。
(ランドセル大破、自立飛行不能・左脚部バランサーに異常発生・右肩部関節損壊・背部装甲中破・全体総合ダメージ75パーセント!?)
「すさまじいまでの硬さだな、この三か月かけて用意したとっておきでも倒しきれないなんてな……」
アザゼルが俺のそばに立ちながら言う。
「でもまぁこれで終わりだな」
光の槍をかまえアザゼルが俺に突き刺そうとしている。
しかし、俺の視界には新たなメッセージが追加された。
[RX−178の全体総合ダメージ70パーセントを突破。MSZ−06を制限解除]
(このタイミングで!? あざとすぎるだろう神様!!)
だが、迷う必要もなく俺はMK−UからMSZ−06に換装する。
「おいおい……このタイミングでまだ強くなるのかよ」
アザゼルの呆れたような声がきこえる。
「まぁそういうなよ、特別にコイツの名前を教えてやるよ」
これまで
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ