7-2話
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のか、オレは確かめるのが恐ろしくて、物凄く動揺する。
「(ま、待てよ…ジョーダンだろ? 本気で…本気でオレを…!?)」
目の前にいるのは学生でもなければ奇人でもない。
オレの目にはハッキリと、“殺人者”という異常者がオレに近づいてきている。
「ちょ…おいっ、やめろよ! やめろッ!!」
殺される…とオレは生まれて初めて実感した。 だから、そこで理性を犠牲にしてみっともなく暴れだす。
だが、そいつは止まってくれない。 オレを拘束するツタは解けてはくれない。
ハデスは崖の縁にまで歩を進めて、斧をバックスイングして振りかぶる。
そこから繰り出される石斧の軌道上にはオレの頭があって…ハデスは仮面の奥にある狂気の瞳をチラつかせて狙いを定める。
そして次の瞬間、ハデスは石斧を打ち振るった。
「や…やめろおおおおぉぉぉ!?」
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